(CNN) 米カリフォルニア州南部で巨大タンクの爆発や有害物質漏出の危険が高まり、住民数万人が避難を続けている。
同州オレンジ郡消防局は24日、同タンクに亀裂が生じて内部の圧力が低下している可能性があることが分かったと発表。消防が大規模な爆発を食い止める作業を続ける中、「適切な方向に向けた第1歩」の展開と説明した。
オレンジ郡では24日現在、約5万人に避難勧告が出されており、避難所やホテル、友人や親類宅などに多数が身を寄せている。近くにあるディズニーランドやナッツベリーファームといった人気観光地は避難区域には含まれていない。
米環境保護庁によると、タンクに貯蔵されている化学物質のメタクリル酸メチル(MMA)は、呼吸器系の問題や皮膚や目の炎症を引き起こす可能性がある。
消防は、現時点で漏出も大気質への影響もないと述べ、現場で監視を続けている大気の状態は正常の範囲内で、タンクからの漏出は起きていないと強調した。
消防の22日の発表によると、21日に同州ガーデングローブにあるGKNエアロスペースのタンクから蒸気が放出しているとの通報があった。現場に駆け付けたところ、同施設のタンクの一つが過熱して、安全弁とタンク冷却用のスプリンクラーが作動していた。
しかしタンクのバルブが詰まって内部の温度が上昇を続け、化学物質の漏出や爆発が起きる危険性が高まった。消防はタンクの冷却を試みる対応を継続している。
消防は23日、「タンクに亀裂が入って7000ガロンの化学物質が全て漏出する可能性も、壊滅的な爆発が起きる可能性もある」とCNNに語った。タンクの温度がどこまで上昇すれば発火または爆発が起きるのかは「分からない」としている。

1 時間前
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