5月10日の午後、アリゾナ州スーペリア近郊のハイウェイAZ-60で、セスナC150が緊急着陸しました。
機体はスーペリア市営空港を離陸した直後に失速し、ハイウェイの東行き車線に着地しました。その後、中央分離帯を越える際、プロペラが西行きのピックアップトラックを接触寸前でかすめて回転。最終的に分離帯上で停止しました。
アリゾナ州公安局ハイウェイパトロールのFacebook投稿によると、両方向の内側車線が塞がれましたが、けが人は報告されていません。
この瞬間、間一髪の体験をしたのがメサ在住のクリスタル・ユーイングさん一家です。母の日のハイキングを終えて帰宅途中だったユーイングさんは、前方を飛ぶ小型機に気づいたものの、その時は異変を感じなかったといいます。
その数秒後、機体は急降下してトラックのすぐ目の前に強行着陸。夫がとっさに左へハンドルを切って中央分離帯に乗り上げたことで、翼が運転席の真上をかすめ、プロペラが荷台に少し接触した程度で済みました。
「反応する時間は数秒しかなかった。しがみつくしかなかった」とユーイングさんはAZFamilyに話します。ドライブレコーダーにはその一部始終が記録されており、「映像を見ると今でも夢みたいな気がする」と語っています。
12NEWSの報じるところでは、機体のオーナーは、友人にレクリエーション飛行のために機体を貸し出していたといいます。事故の全容解明には最長1年かかる見通しです。
今回の事故は、ここ1カ月足らずの間にアリゾナ州の道路で起きた、3件目の緊急着陸にあたります。13NEWSによると、4月12日にはフェニックス市内、4月21日にはメサ市内でも同様の事故が起きていますが、これまでの調査で3つの事故を結びつける共通の原因は見つかっていません。
エンブリー・リドル航空大学のケアリー・グラント教官は13NEWSの取材に、「機体を道路にほぼ無事着陸させられたのは、パイロットが適切な訓練を受けていた証拠だ」と評価しました。その一方で、機体の整備状況に問題がなかったかどうかについては、国家運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が引き続き調査中であると述べています。

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