太古のウミヘビには「サメを食べられるほどの巨大種」がいた

3 ヶ月前 21

スクールバス級の体をもつ太古のウミヘビ

パレオフィス・コロッサエウスが生きていたのは、約5600万〜3400万年前の始新世です。

この時代は、哺乳類や鳥類、海洋生物が急速に多様化していった時期でもあります。

その中で、このウミヘビは異様なまでの巨大さを誇っていました。

発見されている化石は主に椎骨ですが、その大きさは現生するどのヘビとも比較にならないほどです。

研究者による推定では、全長は約8.1〜12.3メートルに達した可能性があります。

短めの推定でも大型バスに匹敵し、最大級の個体であれば、もはや小型のクジラと同じスケールです。

この巨大なウミヘビが生息していたと考えられているのは、古代のテチス海周辺です。

現在のサハラ砂漠一帯は、当時、温暖で浅い海に覆われていました。

地球全体の気温が高く、海面も現在より高かった始新世は、巨大な海生爬虫類が繁栄する条件がそろっていたのです。

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