【分析】トランプ氏の支持表明、再び自身の首を絞めることになる可能性 米中間選挙

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(CNN) 2020年米大統領選と22年中間選挙で共和党が上院過半数を獲得できなかった理由は、トランプ氏本人にあった可能性が十分にある。

20年の選挙については、トランプ氏自身でさえ、「選挙が盗まれた」との執拗(しつよう)な訴えが上院多数派を決するジョージア州決選投票の投票率に悪影響を及ぼした可能性を認めている。22年の選挙では、トランプ氏は資質に欠けるMAGA(米国を再び偉大に)派の候補者を支持して共和党に押しつけ、十分に獲得できる見込みのあった議席を取りこぼす結果になった。

今年の中間選挙でも、同じことが繰り返されるのだろうか。

テキサス州:トランプ氏は5月の共和党予備選決選投票で現職のジョン・コーニン上院議員ではなく、ケン・パクストン州司法長官を支持したことについて、「後悔はまったくない」と説明してきた。だが、トランプ氏はパクストン氏の容姿や服装、話し方を嘲笑(ちょうしょう)しており、候補者としての弱みを十分承知しているように見える。パクストン氏にはこのほかにも、弾劾(だんがい)訴追や刑事訴追を受けた経歴など、さまざまな問題がつきまとっている。

ノースカロライナ州:ノースカロライナ州選出のトム・ティリス上院議員は、トランプ氏から攻撃を受けたことが引退を決める要因になったと公言している。ティリス氏が選挙戦から撤退すると、高い人気を誇るロイ・クーパー前州知事(民主党)が出馬を表明。共和党が担いだマイケル・ワットリー前共和党全国委員長よりも、ティリス氏のほうが手ごわい候補になっていたことは、ほぼ間違いない。

ジョージア州: トランプ氏は6月、共和党の上院議員候補を決める決選投票で、テネシー大学アメリカンフットボール部の元監督デレク・ドゥーリー氏ではなく地元下院議員のマイク・コリンズ氏を支持する決断を下した。しかし、コリンズ氏は過去に何度か論争を招いたことがあり、候補者として問題を抱えていることは当時から明らかだった。

サウスカロライナ州:故リンゼー・グラム上院議員の妹ダーリン・グラム氏は7月、トランプ氏が兄の後任への任命を後押ししたことで、ほぼ無名の立場から一躍抜擢(ばってき)された。トランプ氏とダーリン氏はその後、正式な任期を目指して出馬する方針を決定。危なっかしい場面も見られたものの、ダーリン氏はトランプ氏の支持を追い風に予備選決選投票で勝利した。

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本稿はCNNのアーロン・ブレイク記者による分析記事です。

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