一見すると旅行ガイドブックに見える『るるぶ■■版 蓋ヶ瀬』の内容は?
旅行ガイドブック『るるぶ』を出版するJTBパブリッシングから出版された本書は、あたかも事実であるかのように作られた偽物のドキュメンタリー「モキュメンタリー」の手法を採用しています。
冒頭は「蓋ヶ瀬」という場所のガイドブックになっていますが、実際には「蓋ヶ瀬」は架空の地。途中から「なぜこのガイドブックが世に出たのか」と製作の過程を追う小説に切り替わります。
著者名は「柿」と発表されていますが、その正体については明かされていません。
表紙は一見、なんの変哲もない『るるぶ』に見えます。しかしよく見ると中央下に「見えませんか」と黒地に白文字の不気味な一言があったり、書体はポップでも文字化けして解読不能な部分があったりと、ところどころに違和感が……。
重版が発表された9月1日時点で品切れ状態になっている書店やネット書店もあるとのことで、JTBパブリッシングは今後、重版分を各書店・ネット書店へ順次出荷していくと説明しています。
説明文のすぐ下には「皆さまが招いた結果です」との一文がありますが、これは本書が品薄になったのは購入者が多すぎたせいという意味なのか、それとも……?
プレスリリースの末尾には以下の一文が添えられていました。
「※本リリースを含む「蓋ヶ瀬」に関する情報に接触したことで生じたいかなる霊障・怪異・その他の被害についても、弊社は責任を負いません」
SNSで反響続出。「行きの機内で読んでいたら隣の方に怪訝な顔された」の声も
『るるぶ■■版 蓋ヶ瀬』について、SNSでは以下のように多くの反響が寄せられました。
💬「ヤバい、これめっっっちゃ気になるー!!!!」
💬「行きの機内で読んでいたら隣の方に『蓋ヶ瀬っていう観光スポットがこの島にあるんですか......?』と怪訝な顔された」
💬「るるぶっぽいページのよく読む不穏な感じ楽しいし、モキュメンタリー部分も面白い」
💬「今まで読んだり見たりしたモキュメンタリーの中で一番怖かった」
モキュメンタリーとは?
『るるぶ■■版 蓋ヶ瀬』に用いられているモキュメンタリーという手法は、近年、映画やテレビ番組、小説などのジャンルとして近年人気を集めています。
ウェブメディア「ほんのひきだし」によると、「偽物の」を意味する英語「mock(モック)」と「事実に基づく、実録」を意味する「documentary(ドキュメンタリー)」を組み合わせた造語で、フェイクドキュメンタリーとも呼ばれているそうです。

2 時間前
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