ロシア、ウクライナに今年最大規模のドローン攻撃 16人死亡

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(CNN) ウクライナ当局は16日、ロシアが今年に入って最大規模となるドローン(無人機)とミサイルの集中攻撃をウクライナに対して仕掛け、国内各地で10数人が死亡、100人以上が負傷したと発表した。

地方当局およびウクライナ国家緊急事態局によると、ロシアの攻撃により建物が損壊し火災が発生。国内各地で子ども1人を含む少なくとも16人が死亡した。負傷者は118人だという。

ウクライナ空軍によれば、16日未明までの24時間にロシアはウクライナ首都キーウ、ハルキウ、オデーサ、ドニプロ、ザポリージャなどの主要都市に対し、波状攻撃として659機のドローンと44発のミサイルを発射した。

ウクライナのシビハ外相は同日のX(旧ツイッター)への投稿で、主に民間人を標的としたウクライナに対する大規模テロ攻撃が行われたと述べた。

キーウでは4人が死亡し、そのうちの一人は12歳の少年だ。少年の遺体はもう一人の遺体と共に破壊された建物の瓦礫(がれき)の中から見つかった。国家緊急事態局が発表した。この他少なくとも48人が負傷したと、同局は明らかにした。

キーウの建設会社の最高経営責任者(CEO)は、ミサイルが住宅団地の建設現場のすぐそばで爆発したと示唆。作業員6人が負傷し、そのうち2人は重体で現在手術を受けている。

南部のオデーサでは少なくとも8人が死亡した。国家緊急事態局が投稿した映像には、建物が炎に包まれる様子や、救助隊が担架で負傷者1人を搬送する様子が映っている。

地元当局および国家緊急事態局によると、ウクライナ中部のドニプロでの攻撃で3人が死亡、34人が負傷した。南東部のザポリージャでは少なくとも1人が死亡した。

「このような攻撃を常態化させてはならない。これらは戦争犯罪であり、阻止する必要がある。加害者は責任を問われなければならない」とシビハ氏は述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、「戦争に賭けている」としてロシアを非難。「今夜改めて証明されたように、ロシアには国際社会による政策の緩和や制裁解除といった恩恵を与える価値が全くない」と述べた。

ゼレンスキー氏は今週ローマに滞在し、イタリアの指導者らと会談を行った。Xで共有された声明の中で、同氏はウクライナが近隣諸国と締結した安全保障協力協定についてマッタレッラ大統領に説明し、クロセット国防相と防衛協力について話し合ったと述べた。

今回の攻撃に先立つ先週、ロシアのプーチン大統領は正教会のイースター(復活祭)の祝日に合わせてウクライナとの32時間の停戦を宣言した。それより前にはゼレンスキー氏も戦闘の一時停止を提案していた。

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