ヒラリー氏、急進左派に主流派との和解呼び掛け

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2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

By George Caldwell – The Washington Times – Saturday, August 8, 2026

 ヒラリー・クリントン氏は、ミシガン州の民主党上院議員候補アブドゥル・エルサイード氏の支持者らに、党主流派と和解するよう呼び掛けている。エルサイード氏の支持者が党主流派の対立候補を「ネット上で中傷していた」からだ。

 エルサイード氏ら民主党急進左派についてクリントン氏は、「テレビ映りのいい人たちが、実際に結果を出せる人たちでもあってほしいと思っている。だが、そうでないことはよくある」と語った。

 4日の予備選では、エルサイード氏が穏健な民主党候補ヘイリー・スティーブンス下院議員を1ポイント差で破った。

 エルサイード氏は、移民関税捜査局(ICE)の廃止、イスラエルへの軍事支援の全面停止、医療制度の国有化を訴えている。

 元国務長官で2016年大統領選の民主党候補だったクリントン氏は、7日に公開されたジャーナリスト、カラ・スウィッシャー氏とのインタビュー動画で、エルサイード氏が11月の本選で勝利するには、スティーブンス陣営との対立を解消しなければならないと語った。

 クリントン氏は、共和党候補を破るには「勝利した候補者とその支持者が、ネット上で中傷していた対立候補の支持が必要であることをよく理解するよう積極的に働き掛けることが必要になる」と述べた上で、予備選を通じてスティーブンス氏に対する「ひどい個人攻撃が数多くあった」と指摘した。

 スティーブンス氏は、話し方や身ぶりを巡ってネット上で嘲笑された。

 エルサイード氏自身も、スティーブンス氏は親イスラエル派や党主流派の支援者に従属していると批判したが、支持者には「政策や政治と関係もないことで対立候補をからかってはいけない」と呼び掛けていた。

 予備選では、民主党員の半数余りがエルサイード氏以外の候補に投票した。4%は、すでに選挙戦から撤退していた州上院議員のマロリー・マクモロー氏を支持した。

 エルサイード氏の支持者についてクリントン氏は、「そうした人々をこちら側に引き寄せるような対話をする覚悟が必要になる」と語った。

 「ミシガン州の共和党支持者を説得することはできないだろう。本当の戦いは、ヘイリー(・スティーブンス)氏に投票した人々が安心してアブドゥル・エルサイード氏に投票できるようにするにはどうすればいいか、そして無党派層に安心してもらうにはどうすればいいかということだ」と続けた。

 クリントン氏は、急進左派のリベラル派が主流派候補と和解しなかったために、民主党が勝利を逃してしまったことが過去にあったと強調した。

 「予備選で敗れると、指名された候補を支持しないことが多い。私が指名されたときも、かなりのためらいがあった」と述べた。

 クリントン氏は2016年の民主党大統領予備選で、バーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州)を破ったが、本選でトランプ大統領に敗れた。

 クリントン氏はまた、エルサイード氏ら急進派に対し、自分たちを「共産主義者」と呼ぶ共和党の批判への対応策を練るよう求めている。

 「共和党のメッセージは『共産主義者』『社会主義者』というものだ。これは非常に効果的な攻撃になるだろう。だから左派の人々は、それに答えられるよう準備しておかなければならない」と語った。

 さらに共和党の攻撃について、「彼らは効果を検証しているはずだし、効果があると考える理由があるのだと思う。そうでなければ、これほど繰り返し訴えることはないだろう」と述べた。

 共和党側の対立候補マイク・ロジャーズ元下院議員は、エルサイード氏を「反米的」と批判している。エルサイード陣営は、コメントを求める取材に直ちには応じなかった。

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