
この記事の要点
- LAPTOP初日に99%超急落、取引者の8割が損失
- 運営がボット殺到と流動性不足を原因に対策公表
LAPTOP99%急落、運営が原因公表
ジョー・バイデン前米大統領の息子、ハンター・バイデン氏らが立ち上げたミームコイン「LAPTOP」の運営チームは2026年9月10日、取引初日に発生した価格の乱高下について、原因と対応策を説明する声明を公表しました。
LAPTOPは9月9日の取引開始後に価格が急騰したものの、その後99%以上下落する激しい値動きとなったことがDexScreenerのデータで確認されています。
こうした価格変動について運営チームは、取引開始直後にスナイパーボットが集中したことに加え、初期の流動性が不足していたことが乱高下につながったと説明しています。
運営チームは対応策として、Aerodromeでの流動性補強と予測イベントに連動したトークンバーン(焼却)を進める方針を示しました。
LABトークン、24時間で78%急落
スナイパーボット殺到で価格崩壊か
一時6,000倍に急騰後99%下落
声明によると、LAPTOPの初期プールは1トークンあたり0.05ドル(約8円)で始まり、取引開始直後から割安なトークンを狙う自動売買プログラム(スナイパーボット)が集中しました。
こうした取引需要にマーケットメーカーが用意した初期流動性が追いつかず、価格が大きく変動したと運営チームは説明しています。
DexScreenerのデータでは、価格は一時300ドル(約4万8,000円)を超えたのち急落し、米東部時間9月10日午前0時10分時点では約0.84ドル(約134円)まで下落しています。
急激な価格変動による損失も広がっており、ブロックチェーン分析企業Bubblemapsは今回のローンチを「大虐殺(bloodbath)」と表現し、取引者の約80%が損失を被ったと分析しています。
DEXプールに総供給量の0.4%を投入
運営チームは価格変動への対策として、9月10日午前9時(日本時間)からAerodromeのプールに400万トークンを投入すると発表しました。
投入量は総供給量の0.4%にあたり、取引需要に見合った流動性を確保するための作業を引き続き進めるとしています。
供給量1%減へ、1000万枚バーン
流動性の補強と並行して、LAPTOPでは予測イベントの結果に応じてトークンを焼却する取り組みも進められています。
LAPTOPでは総供給量の30%にあたる3億トークンが30件の現実世界のイベント予測に割り当てられており、予測が「Yes」で解決した場合は対象分を焼却し、「No」の場合はチャリティに寄付するとしています。
ローンチ初週には30件のうち2件が「Yes」で解決し、合計1,000万トークンを焼却する方針が示されています。
これにより流通供給量はローンチから1週間以内に1%減少する見通しで、最初の500万トークン分はデジタルアーティストのビープル氏がLAPTOPに言及したことで「Yes」が確定したと運営チームは説明しています。
事前配分ゼロで公平性をアピール
運営チームはトークンの配分について、プレセールを実施せず、投資家やインフルエンサー(KOL)への事前配分も行わなかったと強調しています。
ハンター・バイデン氏のSubstack購読者向けには8,000万トークンが用意され、9月6日以前に登録した購読者が30日間にわたって請求できるとしています。
請求期間内に受け取られなかったトークンは焼却の対象となるほか、創業チームに割り当てられた総供給量の30%については、Coinbase Custodyで6カ月間ロックした後、2年間かけて段階的にアンロックする予定となっています。
ローンチ前にはHackenによるセキュリティ監査報告書やトークン配分情報に加え、オランダ金融市場庁(AFM)に提出したMiCA(暗号資産市場規則)準拠のホワイトペーパーも公開したと運営チームは説明しています。
ミームコインとは何か
取引所上場拡大も混乱は続く
LAPTOPはKraken(クラーケン)・KuCoin(クーコイン)・Bitvavo・Bitpandaに上場しており、Binance(バイナンス)・Coinbase(コインベース)・Base App・OKXのオンチェーン製品を通じても取引できるとしています。
取引手段は広がる一方、ローンチ後には財団の公式Xアカウントが停止され、ハンター・バイデン氏は9月9日に自身のXで「どこにも行かない」と投稿しました。
政治家に関連するミームコインでは、2025年1月に発行された「TRUMP」も最高値から97%以上下落しており、発行後に価格が大きく崩れる事例は過去にも確認されています。
LAPTOPでもローンチ初日に急激な価格変動が起きており、運営チームが打ち出した一連の対策によって取引環境をどこまで安定させられるかに市場の関心が集まっています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=153.63 円)
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Source:LAPTOP公式Medium
サムネイル:AIによる生成画像
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