今年もハロウィンの季節がやってきました。
近年は日本でもすっかり定着し、子どもたちが仮装して集まったり、お出かけしたりしている姿が見られます。
楽しいイベントである一方、ハロウィンのデコレーションやお菓子による事故も起こっています。
トラブルを事前に防ぐため、消費者庁が公開している事故事例や、事故を防ぐためのポイントを紹介します。
事故事例
【シール】
・「1cmくらいのシールを壁からはがし飲み込んでしまった」(0歳8か月)
・「両耳にシールを入れてしまった」(2歳)
・「タトゥーシールをこどもの頬に貼ったところ頬がかぶれた」(5~9歳)
【食べ物】
・「飴をなめながら、保護者と動き回って遊んでいたところ、のどに詰まった」(4歳)
・「友達が作ってくれたクッキーを食べた後、唇に発赤等が出た。ナッツ類の食物アレルギーを持っていて、気分不快や嘔吐があり救急要請した」(11歳)
・「チョコレートにマカダミアナッツが入っていることを確認せず食べてしまい、アレルギー症状が出た」(12歳)
こうしたトラブルに対し、消費者庁は以下のことを呼びかけています。
事故を防ぐためのポイント
【シール】
・対象年齢や使用方法をよく読み、子どもが誤って口や鼻、耳などにシールを入れないよう保護者は注意して見守る
・タトゥーシールを使う場合は、事前に腕の内側などの部分で使用テストを行い、肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、赤み、腫れ、かゆみ、痛み等の異常がある場合には皮膚科医を受診する
【食べ物】
・食べ物をのどに詰まらせないように、「ながら食べ」はせず食べるときは座ってゆっくり食べる
・食べているときに驚いたり泣いたりして、不意に息を吸ったりすることで、食べ物がのどに詰まってしまうことも。にぎやかな環境でも、落ち着いて食べる
・食物アレルギーを持っている人は、アレルギー物質が入っているか包装等にある表示を確認する。はっきりとアレルギーがわからない場合は、原材料を聞いて確認する、または食べることを控えるなど注意する
ハロウィンとアレルギー
年中行事と子どものナッツアレルギーの関連性についてのカナダの調査によると、ハロウィンの時期にピーナッツアレルギーによるアナフィラキシー発症(何らかのアレルゲンにより、複数の臓器に急速に強い症状が現れる状態)の1日あたりの平均症例数は、他の日と比べ85%増加したといいます。
この調査を受け、カナダの非営利団体Food Allergy Canadaは、アレルギー反応が起きた際の備えや対処法を知っておくことの重要性を強調し、「ハロウィンを楽しむすべての人々が食物アレルギーについて少し意識を向けるだけで、誰もが安心して参加できるイベントにするための大きな助けになる」と呼びかけています。

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