
ドナルド・トランプ大統領、メラニア・トランプ夫人、中国の習近平国家主席夫妻、そして米国国立公文書館長のブラッドフォード・ウィルソン氏が、2026年9月25日(金)、ワシントンD.C.の国立公文書館で、憲法、権利章典、その他の文書を閲覧している。(AP通信/アレックス・ブランドン撮影)
By Tom Howell Jr. – The Washington Times – Friday, September 25, 2026
トランプ大統領は、中国の習近平国家主席と共に国立公文書館を視察、習氏に米国の民主主義を形作った建国文書を見せ、国賓訪問を締めくくった。
米国公文書管理官のブラッドフォード・ウィルソン氏が、額装された独立宣言と権利章典の複製を10分間にわたって案内した。
トランプ氏は、中国の古代文明と、比較的新しい米国との違いに言及した。
「われわれは250年。それは素晴らしいことだし、誇りに思っている。しかし、中国は6000年だ。6000年と250年には少し違いがあるが、われわれは250年を大いに誇りに思っている」
ワシントン中心部にある公文書館には、米中両国の国旗をあしらった大きなバナーが掲げられた。
両氏は、メラニア・トランプ大統領夫人と中国の彭麗媛夫人を伴い、公文書館の正面にある大階段を覆う赤いじゅうたんの上を歩いて出入りした。
トランプ、習両氏は階段上で最後の言葉を交わし、その後、習、彭夫妻は空港へ向かい、帰国の途に就いた。
米国と中国は世界を代表する経済大国だ。トランプ政権と中国政府は関税や貿易をめぐって対立してきた一方、両国とも人工知能(AI)の開発競争で主導権を握ることを目指している。
24日には、トランプ、習両氏が非公開で会談したほか、ホワイトハウス内を視察し、イーストルームで開かれた晩餐会で米中関係の改善を祝して乾杯した。
両氏は、米国産農産品の中国による購入など貿易問題について協議し、AIの利用は平和を促進するためでなければならず、健全な競争に基づくべきだとの認識で一致した。
トランプ氏は25日、非公開の会談でイラン攻撃についても協議したことを認めた。中国は歴史的にイランの戦略的パートナーであり、この問題は微妙なテーマとなっている。
トランプ氏は記者団に「素晴らしい結果になると思う」と語った。
一方、今回の首脳会談を失望させるものだったと評価する専門家もいる。
アジア・ソサエティー政策研究所の特別研究員、ダニエル・ラッセル氏は「両国が関係の破綻を回避しようとしていることを示したのは喜ばしい。しかし、両首脳が友好的な姿勢を示している一方で、両国は貿易、技術、台湾、防衛、レアアース(希土類)、産業政策をめぐる激しい競争に依然として縛られている」と述べた。
同氏は「本当の試金石」は、関税の引き下げなどで両国が合意を履行するか、中国から米国へのレアアース輸出が増えるか、さらにトランプ政権が台湾への武器供与を実行するのか、それとも保留にし続けるのかだと指摘した。
ラッセル氏は「対話は有益だ。根本的な対立が解決したかのように装うことには意味がない」と述べた。
トランプ氏は26日、11月に中国で開かれるアジアの経済会議と、12月にフロリダ州ドラールで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議で習氏と会談する予定だと述べた。
トランプ氏はSNSに「多くのことが実現しており、これからも実現するだろう。次回の会談を楽しみにしている」と投稿した。

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