トランプ氏、戦闘作戦再開をより真剣に検討 情報筋

2 ヶ月前 12

(CNN) 米国のトランプ大統領は、戦争終結に向けた交渉に臨むイランの姿勢にますます苛(いら)立ちを募らせている。側近らはトランプ氏が大規模な戦闘作戦の再開について、過去数週間よりも真剣に検討していると述べている。

協議に詳しい情報筋によると、トランプ氏はホルムズ海峡の封鎖が続いていること、そしてイラン指導部内が分裂しているとみられることに一段と不満を強めている。同氏はイラン指導部内の分裂が核協議における実質的な譲歩を阻んでいると認識。イランの最新の対応を「全く受け入れられない」「愚かだ」と酷評している。複数の当局者も、イラン側が真剣な交渉姿勢を取る意思があるのか​​どうかを疑問視しているという。

情報筋によると、政権内部には、今後の進め方について様々な意見を持つ複数の陣営が存在する。国防総省関係者を含む一部の当局者は、イランを交渉のテーブルに着かせるためのより積極的なアプローチを主張している。そこには標的を絞った攻撃によってイラン政府の立場をさらに弱める措置も含まれる。一方で、依然として外交を通じた現状打開を訴える声も上がっていると情報筋は明かす。

トランプ氏の側近の多くは、パキスタンの仲介者がイラン側とのやり取りにおいて、より直接的な姿勢を取ることを望んでいる。トランプ政権関係者の間では、パキスタン側が協議の現状に対するトランプ氏の不満を積極的に伝えているのかどうかを疑問視する声が以前から上がっている。また情報筋2人によると、一部の政権関係者はパキスタンがイラン側の立場について、現実よりも楽観的な見解を米国に伝えることが多いと考えているという。

地域各国とパキスタンは、トランプ氏の不満をイラン側に伝えようと懸命に働きかけているが、イランは耳を傾けておらず、これが外交を通じた取り組みの最後のチャンスだという意見も真剣には受け止められていないようだ。ある地域当局者が11日に明らかにした。

この当局者は、米国とイランによる交渉へのアプローチについて、両国で許容範囲と時間軸が異なっていると指摘。イラン側は何十年にもわたって経済的圧力に耐えてきたとの見解を示した。

トランプ氏は11日、ホワイトハウスで国家安全保障チームと再び会合を開き、今後の選択肢について話し合った。協議内容を知る関係者によると、今後の進め方に関する重要な決定が下されるのは、12日午後に予定されているトランプ氏の中国出発の後になる公算が大きいという。

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