(CNN) 米国のトランプ大統領は17日、SNSに「イランについては、時は刻一刻と進んでいる。早く動いたほうがいい。さもなければ何も残らなくなる。期限は厳守しなければならない!」と投稿した。この前日にトランプ氏はイランとの戦争の今後について国家安全保障チームの主要メンバーと協議した。事情に詳しい関係者がCNNに明らかにした。
関係者によると、バージニア州にあるトランプ氏のゴルフクラブで開かれたこの会合にはバンス副大統領、ルビオ国務長官、ラトクリフ中欧情報局(CIA)長官、ウィトコフ中東担当特使が出席。トランプ氏はこの数時間前にイランと緊密な関係を持つ中国への訪問を終えてワシントンに戻ったばかりだった。
トランプ氏は、イランの外交交渉への姿勢にいら立ちを募らせており、ホルムズ海峡の閉鎖が続いていること、およびそれが世界の原油価格に与える影響に不満を抱き続けている。
CNNが以前報じたように、トランプ氏はここ数日、戦争終結に向けイランに妥協を迫る手段として、イランでの大規模な戦闘作戦の再開をより真剣に検討している。ただし、トランプ氏の望みは外交的な紛争解決だ。
トランプ氏は今週前半にも国家安全保障チームと再び会合を開く見通しだという。
協議に詳しい複数の情報筋によると、トランプ氏が最終的に攻撃再開に踏み切ることを決めた場合に備え、国防総省は一連の軍事標的計画を準備している。計画には、イランのエネルギー・インフラ施設への攻撃が含まれる。
イラン側については、政府高官が譲歩に応じようとしている新たな兆候はない。イランメディアは16日、パキスタンのナクビ内相が、イランのペゼシュキアン大統領を含むイラン高官らと会談したと報じた。パキスタンは米イランの和平協議で主要な仲介役を担っている。
イラン当局者は会談で、米国の中東での存在が地域の不安定化を招いていると述べた。イランのタスニム通信によると、ペゼシュキアン氏は「イランは地域のイスラム諸国と善隣関係に基づく誠実で安定した関係を求めている」ものの、米国とイスラエルは「分断を生む計画や不信感の醸成を通じて、イスラム諸国を互いに対立させようと常に試みてきた」と批判した。

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