アメリカ・トランプ大統領の株取引について知ったビジネス番組の司会者が、放送中に文字通り言葉を失い、しどろもどろになる場面があった。
CNBC「スクワーク・オン・ザ・ストリート」の5月18日の放送では、3人の司会者が半導体メーカー「インテル」の株が好調だということを取り上げた。
トランプ政権は2025年8月にインテルの株を10%取得しており、それ以降同社の株は上昇を続けている。
司会者の一人ジム・クレイマー氏は番組で、アメリカ国民の利益のために「政府は保有株の一部を売却してはどうか」と提案。
これに対し、共同司会者のカール・クインタニラ氏が「公開された書類によると、大統領は四半期にインテル株をいくらか取引していたそうですよ」と説明した。
クレイマー氏は「そうですか」と返事をしたものの、どう反応してよいかわからなかったようで、その後10秒以上しどろもどろになった。
共同司会者のデビッド・フェイバー氏が「何か言うことはありませんか?」と突っ込んだものの、クレイマー氏がうろたえた状態だったため「皆さん心配しないでください。技術的なトラブルが起きているわけではありません」と視聴者に伝えて番組を続けた。
インサイダー取引を疑う声も
トランプ氏の金融取引をめぐっては、自分が株を買った企業を宣伝する、自らの行動次第で利益を得られる可能性のある企業の株を事前に取得する、などの問題行動が明らかになっている。
政府倫理局が5月14日に公開した資料では、トランプ氏は2026年第1四半期に、最低でも2億2000万ドル分の米主要企業関連の金融取引をしていた。
クレイマー氏の放送中の反応について、「インサイダー取引のように見える行為に衝撃を受けたのではないか」「自ら有利な政策を進められる企業の株を取引して巨額の利益を稼ぐトランプ氏の腐敗行為に驚いてしどろもどろになったのでは」などの憶測がSNSで広がっている。
クレイマー氏が言葉を失った理由についてハフポストUS版は本人に問い合わせたがこれまでに回答はない。

2 時間前
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