音に反応して顔を上げ、まわりをキョロキョロ。なにかをじっと見つめたり、気まぐれに目をそらしたり、まるで赤ちゃんのような愛らしさのある、新感覚の“ちら見”するチャームロボット「mirumi」が、4月23日から国内での先行販売を開始し、話題を集めている。
「mirumi」は、日本上陸に先駆けて実施された世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」での海外向けチャレンジにおいて、世界32カ国と地域から1870人以上の支援を集め、7400万円を超える資金調達(目標金額の9685%)を達成した。開発元であるユカイ工学の史上最高額を記録し、世界中で注目されたプロダクトだ。
世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」において、初公開時から各国のメディアや来場者の熱い視線を集めた。さらに、「バッグチャームの新革命」として海外の感度の高いセレブリティやデザイナーの間で評判となった。
2026年2月にはイタリアのミラノ・ファッションウィークにてブランドとのコラボによるショーへ登場。さらに初夏にはイギリス・ロンドンの老舗高級百貨店「Harrods(ハロッズ)」でのPOP UP STORE開催も予定されるなど、最先端のファッションアイコンとして世界的なムーブメントを巻き起こしている。
開発を手掛けたのは、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」をはじめ、「甘噛みハムハム」や「fufuly」など、数々のユニークな癒やしロボットを手がけてきた「ユカイ工学」だ。

ユカイ工学
「mirumi」は赤ちゃんの「しぐさ」をモチーフにしたロボットで、マイクやタッチセンサーを搭載。音がするほうをチラ見したり、なでられると反応したり、気まぐれにキョロキョロと周囲を見渡したりと、なんと100種類もの豊かな振る舞いをみせてくれる。さらに、振り落とされにくい独自の「抱きつき機構」を備えており、腕をバッグなどに絡ませて気軽に持ち歩くことができる。
今なぜ「ロボットぬいぐるみ」が売れるのか?

ユカイ工学
今、国内外で「動くぬいぐるみ」や「ペットロボット」の市場が拡大している。その代表格が、カシオ計算機のAIペットロボット「Moflin」だ。1台5万9400円と高価格ながら、予約販売開始からわずか1週間で完売。発売から約1年で国内外の累計販売台数は約2万台を突破している。
忙しい日々や住宅事情から本物のペットを飼うことが難しい層にとって、お世話の手間がかからないロボットぬいぐるみは、新たな「癒し」の選択肢となっている。さらに、お気に入りのぬいぐるみをカバンにつけて外出する「ぬい活」ブームとも融合している。
手軽に「癒し」を持ち運べる「mirumi」。新たな「チャームロボット」として今後どのような広がりを見せるのか注目される。

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