スマートスピーカー、買うならどれ? 人気製品の中から最高の2機種を厳選

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(CNN) 最高のスマートスピーカーとは、音声による指示への応答性が非常に高く、音響が優れているものを指す。だが、優れた音質ももちろん重要ではあるが、スマートスピーカーにとって最も重要な機能は、声を使ってバーチャルアシスタントとやり取りできることだ。

スマート照明やスマートサーモスタットなどのスマートホームデバイスを操作したい場合でも、質問の答えを調べたい場合でも、ハンズフリーで家族や友人と連絡を取りたい場合でも、指示をすぐに聞き取って理解してくれるスマートスピーカーが必要だ。結局のところ、スマートホームという概念は生活を楽にすることなので、その実現にあたっては最高のスマートスピーカーを持つことが鍵となる。

筆者は最高の機種を見極めるべく、人気上位のスマートスピーカーをそれぞれ少なくとも1週間メインスピーカーとして試してみた。最終的に、性能、音質、デザインの面で他機種すべてを上回った二つが残った。早速紹介していこう。

最高のスマートスピーカー:「Amazon Echo Dot Max」

Michelle Rae Uy/CNN Underscored

残念ながら、アマゾンが長年主力としてきた標準の「Amazon Echo」はもう存在しない。一時代が終わったようにも感じられるが、その代わりに登場したのがAmazon Echo Dot Maxと、デザインを一新した「Echo Studio」で、いずれもスター・ウォーズに出てくるデス・スターのような新デザインを採用している。良いか悪いかはさておき。

音響面でいえば、Echo Studioの方が明らかに優れている。これはコンパクトな筐体(きょうたい)に詰め込まれた三つのフルレンジドライバーとウーファーによるところが大きい。ただし残念なことに、価格は200ドル(日本では税込4万1980円)を超えている。

スマートスピーカーから響き渡るような、部屋いっぱいに広がる音を期待するのでなければ、Echo Dot Maxで十分だろう。フィービー・ブリジャーズの「ロスト・ウィークエンド」を大音量でリピート再生しても、目立った音のゆがみはほとんど感じなかった。

スマートスピーカーとしても、実力はそのサイズ感以上だ(大きさはほぼ「Echo Dot」と同じ)。「アレクサ」アプリでのセットアップも簡単で、ボタンを押す以外は電源を挿して数分待つだけで、アプリが残りすべてをやってくれた。音声指示への反応もとても良好で、さまざまなタスクを素早く実行できた。

正面を向いた凹型のコントロールパネルは歓迎すべきアップグレードと言える。スマートスピーカーをほぼ目線の高さに置く筆者にとって、以前のデザインでは上部のボタンを判別しにくかった。この新しいコントロールパネルは間違いなく改善だ。

小型スピーカーながら、機能も充実している。Echo(第4世代)やEcho Dot(第5世代)から引き継いだ室内温度センサーや在室検知センサーに加え、Echo Dot Maxは環境光やWiFiレーダーセンサーも検知できる。さらに、スマートホーム向けの規格「Matter」「Thread」「Zigbee」搭載デバイスのハブとしても機能するため、特にスマートホームにこだわっている人には、非常にコストパフォーマンスが高い一台だと言える。

最高のポータブルスマートスピーカー:「Bose Portable Smart Speaker」

Michelle Rae Uy/CNN Underscored
Michelle Rae Uy/CNN Underscored

発売されているポータブルスマートスピーカーはあまり多くない。それはそのはずだ。ポータブルスピーカーはWiFiアクセスが限られる外出先での使用を想定している一方で、音声アシスタントを機能させるには安定したWiFi環境が必要だからだ。とはいっても幸いなことに優れた選択肢がないわけではない。

ポータブルスマートスピーカーは、家の中や庭先、プールサイドなどに持ち運びつつアレクサも使いたいという場合に便利だ。筆者は長らくバング・アンド・オルフセンの「Beosound A1(第2世代)」を愛用してきた。これは音質が素晴らしく、作りも高級感がある。

Michelle Rae Uy/CNN Underscored

だが、Bose Portable Smart Speakerを試してみて、新たなお気に入りができた。このモデルには、ポータブルスマートスピーカーに求めるものがすべて詰まっている。スリムな本体にもかかわらず十分な音量があり、このサイズのスピーカーではあまりみられない、驚くほど優れた低音とクリアな音を実現している。暖かみのあるサウンドを好むなら、デフォルトの設定を気に入るはずだが、モバイルアプリを使えばある程度調整も可能だ。

Michelle Rae Uy/CNN Underscored

確かに、バッテリー駆動時間はBeosound A1より6時間短い12時間で、価格も約100ドル高い。だが、ボーズのほうが音声指示の実行がわずかに速く、大音量でも音質が優れていて、ハンドルも頑丈である点が気に入っている。そして、「Sonos Roam 2」と比べると、ボーズのモバイルアプリを長年使ってきたが一度も困ったことはない、とだけ言っておこう。

「グーグルアシスタント」の機能はテスト中、不安定だった。他のユーザーも同様の経験をしているようだ。一方でアレクサは完璧に機能し、Amazon Echo(第4世代)で使ったときと同じくらい速く応答性も高かった。つまり、WiFiが良好に接続されていれば、プールサイドでくつろぎながらスマートホームデバイスを操作したり、アマゾンでの買い物を手伝ったりしてもらえる(しかも、IPX4の防水性能のおかげで安全に利用できる)。

本稿はCNN Underscoredのミシェル・レイ・ウィ記者による製品レビュー記事です。

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