香港民主活動家の黄之鋒氏、国安法違反で2度目の有罪答弁 刑期延長の恐れ

3 時間前 2

香港(CNN) 香港民主化運動の主要指導者となった元活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は2日、検察が提起した最新の国家安全維持法(国安法)違反の罪に関して有罪を認めた。今後さらに長期間の服役を強いられる可能性に直面している。

現在29歳の黄氏は、2020年に他の活動家らと共謀し、中国と香港に対する外国からの制裁を招いたとして起訴された。中国政府がこの年に施行した国安法は、香港の政治的自由を事実上凍結したと批判されている。

黄氏は既に服役中で、24年の画期的な国家転覆罪裁判で有罪を認め、4年8カ月の刑期を務めている。今回の裁判は2日、香港高等法院で開かれた。高等法院では終身刑を含む判決が下される可能性がある。

黄氏と他の民主活動家たちは、中国当局から「分離主義者」のレッテルを貼られている。国際金融の中心地である香港で19年に大規模かつ時に暴力的な民主化デモが発生し、混乱を招いた後、中国当局は包括的な国安法の施行に踏み切った。

同法はかつて英国の植民地だった香港に対する中国政府の監視を強化。中国・香港両政府は安定の「回復」に役立ったと主張している。しかし人権団体は、同法によって異議の申し立てが抑圧され、政府へのあらゆる批判を危険にさらしていると指摘する。

2019年6月17日、香港の刑務所から釈放された直後、立法会の外で報道陣と支持者に向けて演説を行う黄之鋒氏/Carl Court/Getty Images/File
2019年6月17日、香港の刑務所から釈放された直後、立法会の外で報道陣と支持者に向けて演説を行う黄之鋒氏/Carl Court/Getty Images/File

香港政府の報道官は、黄氏の訴追に対する国際的な批判を一蹴。「合法的な言論の自由の行使は、外国と共謀して自国に損害を与える『制裁』を課す行為と混同されるべきではない」と述べた。

裁判の傍聴に訪れた黄氏の友人のグロリア・チェンさん(32)は、「彼(黄氏)にとってこれが初めてではないし、以前にも同じようなケースがあった」と、他の反体制派人物の訴追に言及。「まさにこの点に香港の現状が表れている」と語った。

記事全体を読む