コレスタジオ、「なりわい暮らし研究会」最終回を開催!地域のつながりと「共働」で考える高齢期の新しい暮らし

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人生100年時代を支える住まいと地域コミュニティの可能性を探る。
箕面市の「箕面白島ヴィレッジ」をモデルに、仕事や役割を分かち合う暮らしを検討

株式会社コレスタジオ(大阪市)は、2026年10月17日(土)、国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の一環として、「なりわい暮らし研究会」ワークショップSTEP4「つながる」を開催しました。全4回のワークショップの最終回となる今回は、「地域とのつながり」と「共に働く・共働」をテーマに、高齢期における新しい住まいと暮らしのあり方について意見を交わしました。

第一部では、地域における共助の重要性や日常的な人間関係がもたらす安心について学びました。第二部では、未来のなりわい住宅「箕面白島ヴィレッジ」をモデルに、住民同士が仕事や役割を分担する「共働のなりわい」の可能性を検討しました。

人生100年時代を迎えるなか、高齢期も社会とのつながりを持ち、自分らしく暮らし続けるためには何が必要なのでしょうか。本ワークショップでは、住まい、地域コミュニティ、仕事を組み合わせた新しい暮らしの選択肢を探りました。

地域とのつながりが高齢期の安心を支える|日常の共助を考える

なりわい暮らし

第一部では、大阪工業大学工学部建築学科 客員教授の吉村英祐氏を講師に迎え、「地域とのつながりが、安心につながる」をテーマとした講義が行われました。吉村氏は、日常時と非常時の連続性に着目し、江戸時代の長屋で営まれていた暮らしを例に、集まって住むことの意義や地域における助け合いのあり方を紹介しました。

特に重視されたのは、互いに過度な負担をかけない「つかず離れず」の関係性です。日頃から顔を合わせ、必要なときに自然と支え合える関係を築くことが、災害時や生活上の困りごとが生じた際の安心にもつながるという考え方が示されました。

地域でできることを参加者同士で意見交換

講義後のグループディスカッションでは、次の2つのテーマについて話し合いました。

  • 自分たちが暮らす地域で、現在行われている取り組み
  • 地域とのつながりを深めるために、これから実践できること

参加者は、それぞれの地域の実情や身近な活動を共有しながら、無理なく人とつながり続ける方法を検討しました。こうした交流を通じて、高齢期の安心を支えるためには、住宅や生活環境の整備だけでなく、日常的な人間関係や地域コミュニティの存在が重要であることを改めて考える機会となりました。

「箕面白島ヴィレッジ」で考える共働のなりわい|一人では難しい仕事も共同で実現へ

第二部では、大阪府箕面市白島のモデル候補地に構想する未来のなりわい住宅「箕面白島ヴィレッジ」を題材に、住民同士が協力して仕事や役割を担う「共働のなりわい」について検討しました。2026年8月29日に開催されたSTEP2では、参加者が自分の得意分野や経験を活かして取り組む「個のなりわい」を考えました。しかし、その過程では「一人で仕事を始めるのは難しい」「仕事中心の暮らしにはしたくない」といった意見も寄せられました。

そこで最終回では、一人ですべての業務を担うのではなく、複数の人が得意分野を活かしながら役割を分担する「ワークシェア」に着目しました。収入を得ることだけを目的とするのではなく、人との交流や社会参加、生きがいにもつながる働き方を模索しました。

生産緑地と共有スペースを活用した4グループの事業アイデア

ワークショップでは、箕面市白島のモデル候補地にある生産緑地と、住宅内に設ける共有のなりわいスペースを活用し、4つのグループが事業づくりに挑戦しました。参加者は「何を育てるか」「どのように加工・販売するか」「誰がどの役割を担うか」といった視点から意見を交わし、具体的な事業構想を検討しました。

提案された主なアイデアは次のとおりです。

野菜・果樹の栽培と加工・販売: 農作物を育てる人、加工する人、販売する人が役割を分担する事業
地域の食材を活用したカフェ・レストラン: 生産緑地で収穫した野菜や果物を使い、飲食サービスを提供する取り組み
ハーブを活用した商品開発・教室: ハーブの栽培から商品づくり、体験教室の開催までを組み合わせた事業
羊の飼育と羊毛を使った手芸教室: 動物の飼育と手仕事を組み合わせ、交流やものづくりの機会を生み出す取り組み

各グループでは、事業内容の検討に加え、地域住民や外部との連携、商品・サービスの魅力向上、事業を継続するための運営方法についても議論が広がりました。これらの提案は、住民それぞれの経験や得意分野を活かしながら、小さな仕事を共同で生み出していく「なりわい住宅」の可能性を考えるものです。

高齢期の新しい働き方「共働」に期待|参加者から前向きな意見も

今回のワークショップでは、単独で事業を始めることに難しさを感じていた参加者からも、複数人で協力することで新しい可能性が生まれるという意見が聞かれました。実施後のアンケートでは、共働のなりわいの魅力として、次のような点が挙げられています。

・人とのつながりが生まれること
・一人では難しいことに挑戦できること
・役割を分担することで個人の負担を軽減できること

また、「個人で商売をするにはハードルが高いけれど、共同で行うことでできることも増え、個々の負担が軽減する」といった感想も寄せられました。一方で、共同事業を実際に運営するためには、参加者それぞれの役割分担や責任の所在、日常的な運営・管理の仕組みなど、具体的に検討すべき課題も明らかになりました。今回のワークショップは、共に働くことで個人の負担を抑えながら社会とのつながりを維持するという、新しい高齢期の暮らし方について、その可能性と実現に向けた課題を共有する機会となりました。

人生100年時代の住まいづくりへ|「なりわい暮らし研究会」が目指すもの

「なりわい暮らし研究会」は、人生後半も自分らしく暮らし、社会とのつながりや役割を持ちながら生活を続けられる、新しい住まいとコミュニティのあり方を考える研究会です。単に住む場所を確保するだけでなく、日々の暮らしのなかに小さな仕事や活動である「なりわい」を取り入れ、多世代や地域社会とゆるやかにつながることを目指しています。さらに、将来的に支援や介護が必要になった場合にも、安心して暮らし続けられる住環境やコミュニティのあり方を重視しています。研究会では、専門家による講義や参加者同士の対話、モデル事業の検証を通じて、住まいと仕事、地域での支え合いを一体的に考えてきました。

今回のSTEP4「つながる」では、地域との日常的な関係づくりと、住民同士が役割を分かち合う「共働」の両面から、人生後半の暮らしを考えました。こうした取り組みで得られた意見や課題は、今後のなりわい住宅や地域コミュニティのあり方を検討するうえでの重要な材料となります。

ワークショップ開催概要

項目内容
イベント名なりわい暮らし研究会 ワークショップ STEP4「つながる」
開催日2026年10月17日(土)
主催株式会社コレスタジオ
第一部地域とのつながりが、安心につながる
第一部講師吉村英祐氏(大阪工業大学工学部建築学科 客員教授)
第二部箕面白島ヴィレッジを描く ~共に働く・共働~
モデル事業国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」

※本ワークショップは、国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の採択事業として実施されました。参加者はアンケートや意見交換などを通じて、モデル事業の検証に協力しています。

株式会社コレスタジオ・お問い合わせ

「なりわい暮らし研究会」に関する詳細やお問い合わせは、以下の窓口で受け付けています。

株式会社コレスタジオ「なりわい暮らし研究会」

所在地:大阪府大阪市
公式サイト:https://nariwai-lab.collastudio.jp/
メールアドレス:contact@collastudio.jp

■プレスリリース配信元-株式会社コレスタジオ

https://companydata.tsujigawa.com/company/9120001266017/

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