クルーズ船の乗客全員が下船 日本人1人は英国に到着 各国でハンタウイルス対策続く

5 ヶ月前 16

(CNN) クルーズ船「MVホンディウス号」で起きたハンタウイルスの集団感染で、11日までに乗客全員と乗員の一部が同船から退避した。各国の保健当局が引き続き、検査や経過観察などの対応を続けている。

同船は現地時間の10日、乗客乗員147人を乗せてスペイン領カナリア諸島にあるテネリフェ島沖の港に入港。この日は19カ国の94人が同船から退避した。

5週間の航海の後、MVホンディウス号に手を振りながら退避する乗客ら(Reuters)

11日に下船した最後の乗客らは、船に向かって手を振りながら同船を離れた。運航会社によると、合計で乗員35人と乗客87人の計122人が下船して、航空機でそれぞれの国やオランダに向かっている。

米保健福祉省によると、10日に同船から退避した米国人17人のうち、1人はハンタウイルスのアンデス株のPCR検査で「軽度の」陽性と診断され、もう1人は軽度の症状があるという。一方、スペイン当局は、「軽度の」陽性については確定できないとして症例から除外している。

フランス保健相が11日に現地のラジオ局に語ったところによると、同船の乗客だったフランス人女性1人もハンタウイルス陽性となり、専門病院で治療を受けている。

この女性はフランスへ戻る途中の機内で症状が現れ、到着時の検査で陽性反応が出た。一晩のうちに容体が悪化したという。

世界保健機関(WHO)によると、これまでに報告されたハンタウイルスの症例は9例、確認された症例は7例となっている。

記事全体を読む