ウクライナのドローン、観光客でにぎわうビーチに破片落下 7人死亡 ロシア発表

1 ヶ月前 15

(CNN) ロシア南部クラスノダール地方で3日、ウクライナのドローン(無人機)の破片が大勢の人でにぎわうビーチに落下し、少なくとも7人が死亡した。地元の当局者が明らかにした。ここ数週間で最多規模の死者を出した出来事になった。

地元当局が声明で明らかにしたところによると、ドローンの落下はゲレンジークにある黒海沿岸のリゾートで発生。死者のうち3人は子どもだという。

ロシアの防空システムでドローンが撃墜されたのか、墜落したのかは分かっていない。

クラスノダール地方のコンドラティエフ知事は、ビーチにいた人は「UAV(無人航空機)の破片が落下した際に」亡くなったと説明した。

コンドラティエフ氏によると、このほかに40人が負傷した。地元当局によると、21人が入院し、他の19人も治療を受けたという。

コンドラティエフ氏は、「遺族や近しい方に心からの哀悼の意」を表明した。

ドローンが浜辺に墜落する映像をCNNが分析したところ、爆発の数秒前に、少なくとも三つの兵器による自動射撃の音が聞こえることが判明した。射撃中、ドローンは急激に方向がそれ、浜辺へと急降下している。墜落した浜辺のすぐ西にはロシアのレーダー施設があるが、ドローンはそこを通り過ぎているように見える。

ウクライナ政府傘下の「偽情報対策センター」のアンドリー・コバレンコ所長はCNNへの声明で、「これはロシア防空部隊の仕業だ。彼らは観光客でにぎわうビーチの上空でドローンを撃墜した。ロシア当局の拙劣な対応も問題といえる。彼らはしばしば空襲警報を隠ぺいし、警報発令中にロシア国民の安全確保に必要な手を尽くすことを怠っている」と指摘した。

「ゲレンジークのビーチでロシア人が死亡したのは、完全にロシアの防空部隊の責任だ」としている。

クラスノダール地方はウクライナ軍に狙われることが多く、過去にも海軍の施設や石油インフラが攻撃を受けたことがある。

リゾート地ゲレンジークから約40キロの場所には、ロシア黒海艦隊の主要拠点であるノボロシスク海軍基地が位置する。ロシアのプーチン大統領もゲレンジーク付近に宮殿を所有していると報じられているが、大統領府の報道官は以前、プーチン氏とのつながりを全面否定した。

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