その身近な植物、注意して。「スーパーで」「100均でも売ってる」「近隣で…」10月に事故が起きた有毒生物3選

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身近な場所に自生している雑草の中には、強い毒性を持つため注意が必要なものも潜んでいます。この記事では、10月に食中毒事故が報告された植物や菌類を3つ紹介します。

♢グロリオサ

アフリカ原産のグロリオサは、赤色やオレンジ色など花の色が異なるいくつかの品種があります。アフリカ原産のグロリオサは、赤色やオレンジ色など花の色が異なるいくつかの品種があります。

園芸植物として人気が高く、SNSには、「大好きなグロリオサがスーパーで売られていたので買いました」「うちの庭のグロリオサが開花しました」などの報告とともに、写真を投稿する人が数多く見られます。

しかし、厚生労働省によると、全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含んでいます。地下部の見た目が「ヤマイモ」に似ていることもあり、たびたび誤食事故が起きています。

主な症状には、口腔・咽頭の灼熱感、発熱、嘔吐、下痢、背部疼痛などが挙げられます。最悪の場合、臓器の機能不全などにより死亡することもあるといいます。

静岡県浜松市は10月、市内に住む2人が自宅の庭に生えていたグロリオサをヤマイモと間違えて調理・喫食し、嘔吐や下痢などの中毒症状を呈したと発表しました。

♢クワズイモ

高知県は今月、70代の女性が有毒植物「クワズイモ」を食用の「ハスイモ」と誤認して採取し、喫食後に食中毒症状が発生したと発表しました。女性は医療機関を受診し、一時入院していたといいます。

この事故は、庭に自生していたクワズイモが原因ですが、同じ植物が100円ショップでも販売されており、スタイリッシュな見た目から観葉植物としても人気です。

しかし、毒性成分の「シュウ酸カルシウム」を含んでおり、誤食すると口内への強い刺激や、悪心、嘔吐、下痢などの症状に見舞われる恐れがあります(厚労省公式サイトより)。

加えて、汁に触れることで皮膚炎を起こすことがあるため、観賞用として扱う際はゴム手袋などを使用し、汁が直接肌に触れないように注意しましょう。

♢ツキヨタケ

キノコ狩りシーズンのこの時期、気をつけたいのが毒キノコによる食中毒です。東京都保健医療局の公式サイトによると、2019年から2023年までに日本全国で発生したキノコ食中毒の原因のうち、49%が「ツキヨタケ」だといいます。

ツキヨタケは、食用の「ヒラタケ」「ムキタケ」「シイタケ」などと間違えやすいキノコです。

10月22日には、福井市が市内でツキヨタケを誤食したことによる食中毒が発生したと発表しました。近隣の山でシイタケと誤認して採取し、焼き物に調理して食べた2人が、約1時間後に嘔吐などの症状を呈し、一時入院したということです。

ここで挙げた植物に限らず、食用であると確実に判断できないものは、「採らない、食べない、売らない、人にあげない」ということを徹底しましょう。

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