その夏が旬の実、“苦味”感じたら絶対吐き出して。「煮物に」「汁物に」と人気も…岩手などで事故発生

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7〜9月頃に食べ頃を迎える夏の食材「ユウガオ(夕顔)」。レシピサイトを検索すると、あんかけ、煮物、炒め物、汁物……とさまざまな料理がヒットします。

多様な調理で食べられているユウガオですが、厚生労働省や各自治体は、ユウガオによる食中毒について注意を呼びかけています。

ユウガオで食中毒が起きるのは、なぜ?

厚労省の公式サイトによると、ユウガオは観賞用などとして栽培される「ヒョウタン」の苦味成分(ククルビタシン類)が少ない品種を食用のものとして選別したものです。栃木県などで栽培が行われており、実を薄く剥いて加工した「かんぴょう(干瓢)」の原料としても知られています。

なお、ヒョウタンに含まれるククルビタシン類は、摂取すると消化器系の中毒を起こす恐れがあり、唇のしびれ、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が出ることもあります。

そして、稀にユウガオにもこのククルビタシン類が多く含まれていることがあり、過去にはたびたび食中毒事故が起きています。

2026年8月には、岩手県が公式SNSを通じ、ユウガオを喫食したことによる食中毒が県内で発生したと報告しました。

2025年7月にも、長野県上田市のスーパーマーケットで購入したユウガオを調理して食べた夫婦が、およそ1時間後に吐き気などの症状に見舞われる事例が発生。この夫婦は朝、味噌汁にユウガオを入れて食べたといいます。

ユウガオを食べる前に「するべきこと」とは?

安全にユウガオを食べるためには、何に気をつければいいのでしょうか?

ククルビタシン類が多く含まれているかどうかは、見た目ではわかりません。注意すべきは「味」です。

ククルビタシン類が多く含まれるユウガオは「苦味」があります。そのため岩手県などの各自治体は、調理前に少量を味見するなどし、苦味を感じるものについては喫食しないよう呼びかけています。

万が一、苦味のあるユウガオを口にしてしまった場合は、絶対に飲み込まずにすぐ吐き出すようにしましょう。

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