ファストファッションブランド「ZARA」のある商品を着用したところ、転倒して怪我をしたとの報告が、海外のSNSで相次いでいる。
中には骨折など大怪我につながった人もおり、「ZARAの死のパンツ」「ZARAの危険なパンツ」などと呼ばれ、注意を呼びかける動きが広がっている。アメリカのCNN、イギリスのThe Guardian、カナダのCBCニュースなど大手メディアも報じた。
6週間のギプス生活「死にかけました」
問題になっているのはZARAの「FLOWY WIDE LEG PANTS」(日本のオンラインサイトでは「ワイドレッグフルイドパンツ」として5290円で販売)で、地面まで届くロング丈と、裾が大きく広がったデザインが特徴的だ。
7月、インフルエンサーのジェシカ・ピアースさんが、このパンツを履いて歩いていたところ、砂利の地面に大きく転倒してしまう動画をTikTokに投稿。他にも複数のSNSで、「歩道でつまずき、擦り傷を負った」「骨折した」との主張がされている。
カナダ・トロント在住のエリン・コスタさんはCBCニュースの取材に「あのパンツのせいで、数週間前に死にかけました」と話した。「手首を骨折し、顔に深い傷を負いました。こめかみの切り傷は縫合が必要です」として、6週間ギプスをつけて生活することが余儀なくされたと明かした。転倒した際に、メガネとApple Watchも壊れてしまったという。
怪我の報告が相次いでいることについて、CBCやCNNはZARAにコメントを求めたが返事はなかったと報じている。
なぜ危険?夏に人気のワイドパンツだが…
ZARAの商品に限らず、風通しがよくゆとりのあるワイドパンツは、暑い時期に人気のあるファッションアイテムだが、素材や丈の長さ、裾の広さによっては怪我につながる場合もあり、注意が必要のようだ。
イギリスのタブロイド紙「Metro」の取材では、複数のファッションデザインディレクターやスタイリストが、「自転車のチェーンやエスカレーターなどに引っかかる可能性がある」「裾が広いほど引っかかって、反対側の脚に巻き付き、つまずいて転倒する可能性が高くなる」などとワイドパンツの危険な一面について指摘している。

7 時間前
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