3歳の天才サッカー少年、試合中に主催者が警察に通報。父親は「上手すぎるから」と抗議。いったい何があったのか

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アメリカのフロリダ州で行われた少年サッカーの試合中、3歳の選手をめぐり、警察が呼ばれる事態となった。母親は、この一件が息子にとってトラウマになったと語っている。

SNSで拡散された動画に映るのは、3歳のネバダくん。10月24日に行われた少年サッカーの試合で、が何度もゴールを決める様子が収められている。動画の後半では、通報を受けて試合に駆けつけた警察官とネバダくんの両親が話す様子も見られる。

動画からは、父親が「3歳の子どもが『上手すぎる』という理由で警察が呼ばれた」「ボールを持ちすぎているという理由で警察が呼ばれたんだ」と抗議している声が聞こえる。

警察が公開したボディカメラの映像には、リーグ関係者が警察官に対し、ネバダくんはとても上手な選手だが、試合中にほかの子どもを押していたと説明する様子が収められている。また、両親も騒ぎを起こしているとして、警察官に一家を会場から退去させるよう求めている。

一方、ウィンターパーク警察は10月26日、リーグ関係者から保護者とのトラブルについて通報を受けたと説明し、民事上の問題で犯罪には当たらないと判断したことを明らかにした。家族は警察官に協力的で、逮捕者や警察によって公園から強制退去させられた人はいなかったという。

母親はハフポストUS版に、「この件はネバダにとって本当にトラウマになりました」と話す。

「彼はまだサッカーをしたいと思っているけど、あそこには戻りたくないんです。3歳の子どもが、自分が何か悪いことをしたと思い悩むべきではありません」

母親は、ネバダくんはすでに5歳の子どもたちと同じリーグでプレーしているにもかかわらず、その才能ゆえにシーズンを通して不当な扱いを受けてきたと主張した上で、こう説明する。

「試合は開始後、すぐ中断されました。他の保護者やディレクター、数人のコーチが輪になり話し合っていて、他の子どもたちをプレーさせるために、ネバダを試合に出せないと私たち親にどう伝えるかを考えていたのです」

「私が近づくと、ディレクターは『全員がお金を払っているのだから、全員がプレーすることが可能であるべきだ』と言い、ネバダがプレーできない理由を探していました。私が意見を言い始めると、彼らは警察を呼びました。他の保護者たちはディレクターに対し、『自分の子どもがプレーできないなら、もう帰る』と詰め寄っていました」

母親は、今回の一連の騒動への対応は適切ではなかったと感じており、「本当に胸が痛みます。ネバダはもうあそこには行きたくないと言っています。自分が何か悪いことをしてしまったのではないかと怯えているのです」と語った。

ネバダくんの秋季リーグ登録料は、リーグ主催者から返金されたという。

この騒動に対しリーグの広報担当者は、「地元の少年スポーツリーグでの出来事に関する懸念を認識しており、非常に深刻に受け止めている」と述べ、「すでに家族に連絡を取り、関係者への聞き取りを含む調査を開始した。状況の把握に努めているが、推測による発言や未確認情報の共有は差し控える」と語った。

母親によると、ネバダくんは生後10カ月でサッカーボールでドリブルをし始め、今では父親と毎日3時間のトレーニングを行っている。自身のテクニックを披露するネバダくんのSNSには、すでに多くのフォロワーがついている。

この一件は元プロサッカー選手のエディ・ジョンソン氏の目に留まり、ネバダくんは1月からジョンソン氏が主宰するユース向けサッカー・トレーニング・プログラムに参加する予定だと母親は述べた。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。

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