キャンプや庭仕事の際に気をつけたいのが、非常に小さな“危険生物”です。
薄い赤色をしたこの生物に刺されると、高熱や発疹を引き起こし、重症化すると死に至ることもあり、自治体が注意を呼びかけています。
SNSでは「庭で刺された人がいた」「草刈りをしていない家に配達に行ったら刺されて感染した」と、身近な場所で被害に遭ったという報告も相次いでいます。
“小さな危険生物”とは?
その虫の正体は、「ツツガムシ」です。
東京都によると、ツツガムシは野外にいるダニで、病原体(リケッチア)をもった幼虫に刺されると、「つつが虫病」を発症することがあります。
38℃超の熱が比較的長く続くほか、全身の倦怠感や頭痛、関節痛、リンパ節の腫れなどの症状が出るといいます。
国立健康危機管理研究機構の感染症情報提供サイトには、「治療が遅れると多臓器不全を起こし死亡することがある」と記載されています。
実際、千葉県船橋市では2022年12月、70代の男性が自宅周辺の草刈りをした後につつが虫病を発症し、死亡する事案も発生しています。
富山県によると、ツツガムシの幼虫に刺されたかどうかは、特有の「刺し口」でわかるといいます。
山林や河川、農地、庭、草むらなどに行った後、黒褐色のかさぶたが体に出現したり、急に発熱したりした場合は、早急に医療機関を受診する必要があります。
予防策としては、長袖や長ズボン、長靴、手袋などを着用し、草の上に腰をおろしたり、寝転んだりしないことが大切です。
帰宅後すぐの入浴や洗濯も、体に付着したツツガムシを洗い流し、吸血被害を防ぐことにつながるといいます。
SNSには、「父もツツガムシで死にかけた。山に入ったとかでなく、家の畑作業で。身近にいる恐怖」といった体験談も投稿されていました。

1 ヶ月前
7





English (US) ·
Japanese (JP) ·