米CBS、看板報道番組のベテラン特派員を解雇 人事の刷新巡り経営陣と衝突

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(CNN) 米CBSニュースは2日、看板報道番組「60ミニッツ」のベテラン特派員、スコット・ペリー氏を解雇した。その数時間前には番組の新指導部に対する同氏の批判を巡り、経営陣との間で緊迫した会議が繰り広げられていた。

新たに60ミニッツのエグゼクティブ・プロデューサーに就任したニック・ビルトン氏は2日夜、ペリー氏宛ての文書の中で、同氏と共に前進する道を探りたいと考えていたと説明。しかし番組の将来に対するペリー氏の反感がはっきり伝わってきたことから、同氏とCBSとの雇用契約を正当な理由により即時打ち切ると記した。

1日、ペリー氏は全スタッフを対象とする会議でビルトン氏に対して痛烈な疑問を投げかけ、批判した。この辛辣(しんらつ)な発言はすぐに外部の報道機関へ漏れ、CBS内部で危機を引き起こした。

ペリー氏は編集主幹のバリ・ワイス氏が、この名高いニュース番組を「殺そうとしている」と非難。テレビ報道の経験がほとんどない元テクノロジー担当記者のビルトン氏を番組運営責任者として起用したことに強く異議を唱えた。

CBS内部の一部関係者はその後、ペリー氏がワイス氏に自分を解雇するようにけしかけていたのではないかとの考えを示している。一方、ペリー氏に批判的な人々は、同氏のスタッフ会議での横柄な振る舞いを非難した。しかし、ペリー氏を支持する多くの人々は同氏について、ただ同僚たちのために立ち上がり、60ミニッツのブランドを守ろうとしただけだと述べた。

ペリー氏は2日から夏季休暇に入るとみられていたがニューヨークにとどまり、同僚たちに対し、経営陣との午後の会議に呼び出されたと伝えていた。

情報筋によると、その会議にはワイス、ビルトン両氏に加え、CBSニュース社長のトム・シブロウスキー氏と人事担当者も出席していた。

米メディアのパックが最初に報じたその会議は、今後の進め方について明確な結論が出ないまま終了した。

その後、2日の夜遅く、ビルトン氏は60ミニッツのスタッフに向けてペリー氏の解雇についての文書を提示した。文書はニュース番組内における特派員としての同氏の存在感を認める一方、雇用契約終了の決定についてはこれを擁護。「共通の着地点を見つけようとしたものの、スコットはその道を選ばなかった」と、ビルトン氏は綴(つづ)った。

ペリー氏にコメントを求めたが、現時点で返答はない。

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