無印良品、肌の潤いを守るインナー『着るスキンケア』発売。好決算の良品計画、海外事業けん引で成長続く

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無印良品を展開する良品計画は、スキンケア発想のインナー「着るスキンケア」シリーズ全8アイテムを、8月10日から全国の無印良品店舗とネットストアで順次発売する。

肌の水分を逃がさない構造のインナー

「着るスキンケア」は、着るだけで肌をいたわることを目指した新しいタイプのインナーだ。保湿成分であるアミノ酸を配合した繊維を採用し、肌表面から蒸発する水分を生地がとどめることで、うるおいを保つ仕組みを取り入れている。縫い目の凹凸を抑えた「M縫い」も一部に採用し、肌あたりのやさしさにもこだわった。

無印良品にとっては、衣料品として初めて化粧品登録を行った商品でもある。同社は敏感肌用化粧水をはじめとするスキンケア用品の開発で培ってきた知見と、素材・衣料分野での経験を組み合わせることで、この商品を開発したとしている。

年間を通じて展開、婦人・紳士ともにラインナップ

季節を問わず使えるアイテムとして通年で販売する。婦人用は、首まわりがすっきり見えるバレエネックタイプやレース付きデザインを用意し、カラーは定番のオフ白・黒に加え、淡い色合いも揃える。紳士用はクルーネックの半袖・長袖を展開し、オフ白と黒のベーシックカラーで使いやすさを意識したという。

好決算の良品計画、海外事業がけん引

良品計画の2026年8月期第3四半期(累計)は、営業収益6907億円(前年同期比+16.9%)、営業利益808億円(同+36.0%)、純利益585億円(同+34.3%)の増収増益となった。これを受けて7月10日、通期見通しを上方修正。通期予想は営業収益9070億円(前期比+15.6%)、営業利益980億円(同+32.7%)、純利益670億円(同+31.8%)で、上方修正は4月に続き今期2回目となる。

決算説明会の質疑応答によると、上方修正の主因は東アジア事業を中心とする海外の伸びで、国内事業は6月の売上が振るわず第4四半期計画をやや引き下げたという。収益性については、生産の内製化や値下げ抑制、海外事業の構成比拡大が寄与し営業総利益率が改善した。一方で仕入れ為替の円安方向への進行はマイナス要因になっている。通期の営業利益率は10.8%を見込むが、目標とする12%以上の達成についても「確度は着実に高まっている」との認識を示している。

Trading View提供「良品計画」(7453)株価チャート(6カ月)
Trading View提供「良品計画」(7453)株価チャート(6カ月)

Trading View

株価は業績上方修正を受けて大きく動いた。決算発表翌営業日の7月13日には大きく買われ、4200円台に乗せて株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。その後は上げの反動で反落する場面もあったが、下値は切り上がる形で高値圏でのもみ合いが続いており、直近(7月29日)は4400円台まで値を戻している。

株価水準を示すPER(株価収益率、会社予想ベース)は30倍台となっている。海外事業の伸びしろへの期待から高めのバリュエーションが許容されている形だが、今後の成長ペースが評価の分かれ目になりそうだ。

※本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

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