日本発「新種の装甲恐竜」を発見、北海道で見つかった化石から判明

5 時間前 2

20年以上正体不明だった「鎧竜」の頭骨

鎧竜類とは、その名の通り、体を硬い骨の板などで覆った植物食恐竜のグループです。

有名なアンキロサウルスもその仲間ですが、ニッポノペルタは「ノドサウルス科」という別の系統に属しています。

今回調べられたのは、北海道夕張市の日陰ノ沢層から見つかった頭骨の一部や椎骨、複数の歯です。

これらは2005年の時点ですでにノドサウルス科と報告されていましたが、具体的にどの属や種なのかまでは分かっていませんでした。

その理由の1つが、頭骨の重要な部分が岩石の中に隠れていたことです。

そこで研究チームは今回、3次元CTを使って化石の内部を調査しました。

すると、外側からは見ることのできなかった下顎の一部や2本の完全な歯、さらに左側の内耳などをデジタル上で復元することができました。

特に重要だったのが頭骨後部の形です。

そこには既知のノドサウルス科には見られない特徴の組み合わせが確認され、新しい属と種を設ける根拠となりました。

こうして「日本」を意味するNipponと、ギリシャ語で「盾」を意味するpeltaを組み合わせたニッポノペルタという属名が与えられました。

種小名のyezoensisは、北海道の古称である「蝦夷」に由来します。

記事全体を読む