長野県警の山岳遭難救助隊は6月30日、公式Xに「山岳遭難救助=ヘリ救助と思っていませんか?」と発信した。
同時に公開された動画には、隊員らが夜間、過酷な環境で遭難者を救助する様子が映っている。
怖くて降りられなくなるケースも
山岳遭難救助隊はXに、「ヘリが飛行できる条件はとても厳しく、天候や気流、日没時間など多くの制約があります」と投稿。
その上で、「昨年は約6割の遭難にヘリが出動し救助、残りの4割は地上部隊がマンパワーで救助。遭難のリスクに対処する知識やスキルを一つでも身につけ、余裕ある登山を!」と呼びかけた。
動画で紹介されているのは、2026年6月19日に発生した北アルプス・天狗沢での救助活動。
遭難者は、ピッケルを持たずにチェーンスパイクのみで雪渓を下山。その際に滑落し、負傷したという。
映像では、隊員たちが険しい山道を慎重に降りていく様子が映っている。
同隊は映像の中で、北アルプスなど標高の高い場所ではアイゼンやピッケルが欠かせないと説明。
雪渓を登ったものの、怖くて降りられなくなるケースが非常に増えているとしている。
投稿には、「山岳遭難救助隊も命懸け」「無謀な登山はやめましょう」といった声が寄せられている。
長野県警は山岳情報ページで、登山計画書の提出や家族・職場への共有を案内しているほか、山岳遭難の発生状況や登山時の注意点なども発信している。

2 時間前
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