2026年7月28日に、熊本県で最大震度7の大地震が発生。
「地震後の片付けをしています」
8月2日、漫画家・イラストレーターの休憩うさぎさん(@QK_rabbit_2)が「地震後の片付けをしています」とコメントを添えて、一連の漫画を投稿しました。
漫画は、7月28日に発生した熊本地震後に描かれたものです。休憩うさぎさんが「壊れてしまったモノ」を確認しながら、部屋の片付けをしていく様子が描かれています。
1ページ目では「地震で壊れたモノ 窓ガラス」「防犯的にめっちゃ不安」と語る休憩うさぎさん。「左腕がどっか行ったデッサン人形」「シャンクス専用になっちゃった…」と、地震の被害で壊れたモノをユーモラスに紹介していきます。
続けて、倒れた「円柱の本棚」を発見した休憩うさぎさん。「倒れたせいで真っ二つ…」と嘆いていたのですが、よく見ると「凹凸(おうとつ)の接合部が外れただけ」で、壊れてはいないことに気がつきました。
本棚を組み立て直して「よーし直った! 片付けおわり!」と喜ぶ休憩うさぎさん。しかし、その直後。震度5程度の余震が発生。本棚は、再び倒れてバラバラになってしまいます。
「壊れたモノ」「片付けるやる気」と、休憩うさぎさんがふて寝するシーンで締めくくられています。
「部屋にいるだけで咳き込んでしまうほど粉が舞っていた」
片付けの進捗はどうなったのか。気になったBuzzFeed編集部は、漫画を描いた休憩うさぎさんにお話をうかがってみました。
――今回の漫画を描かれた経緯と、休憩うさぎさんの被害状況について教えてください。
「実は地震の直前にも、鳥が送電設備に接触した影響による一瞬の停電で、作業中だった漫画の原稿データが消えてしまう出来事がありました。かなりショックを受けながらも描き直していたところ、その日のうちに地震が発生し、再びデータが消えてしまいました」
「まさに泣きっ面に蜂のような状況でしたが、『こんな不憫な出来事なら、いっそエンタメとして消化してしまおう』という気持ちもあり、漫画にしました。被害としては、本棚や収納棚が倒れ、部屋中に物が散乱しました。幸い、家族を含め命に関わるようなケガはありませんでした」
――ケガがなくて何よりです。当日の部屋の被害と、その後の状況についても教えていただけますか?
「揺れが収まって部屋を見たときは、本棚や収納棚が倒れ、本などが床一面に散乱し、足の踏み場もない状態でした。閉めていたはずの窓が半開きになっており、窓枠がゆがんでしまったため、半開きのまま閉まらなくなっていました。押し入れの扉も外れて倒れていて、最初は何から片付ければいいのか分からないほどでした」
「また、壁材が崩れたことで粉塵が部屋中に舞い、本やパソコンなどの機材を覆ってしまいました。部屋にいるだけで咳き込んでしまうほど粉が舞っていたため、まずは掃除機で粉塵を取り除くことから始めました」
「特に印象に残っているのは、倒れた扇風機です。前蓋が外れた状態で前に倒れており、プロペラが回らないままモーターだけが動き続けていました。約2時間後に気付いた際には焦げたような匂いがしており、モーター部分は火傷するほど熱くなっていました。もう少し発見が遅れていたら、火災につながっていた可能性もあったと思います」
――地震発生当日から現在までで、生活やお仕事の面でどのような変化・影響があったのでしょうか
「地震当日は停電や断水、通信障害の影響で仕事は完全に止まってしまいました。漫画を投稿した時点でも、断水や不安定な通信環境が続いていたほか、大きめの余震も頻繁にあり、なかなか気の休まらない日々でした」
「また、デッサン人形やパソコンのマウスなど、仕事で使っていた道具も壊れてしまい、買い直す必要がありました。現在はライフラインもほぼ復旧し、仕事も再開しています。まだ細かな修繕などは残っていますが、生活は地震前とほぼ変わらないところまで戻っています」
――今も余震が続き、予断を許さない状況かと思われます。片付けの進捗はいかがでしょうか?
「漫画を描いた頃に比べると、かなり片付いてきました。SNSでは『片付けは急がず、そのままにしておいたほうがいい』というご意見も多くいただきました」
「しかし実際には、片付けを進めたことで異常加熱していた扇風機に気付くことができました。もしそのまま放置していたら、火災につながっていた可能性もあったと思います。そのため、もちろん余震への警戒は必要ですが、状況によっては安全を確認しながら片付けることも大切なのだと感じました」
・・・・・
普段は、『東方Project』を中心とした二次創作漫画やイラストを制作し、SNSなどで発表しているという休憩うさぎさん。今回の漫画は、地震の直後に多くのフォロワーの方から心配のメッセージをいただいたことで、「被害はあったけれど、元気にしていますということを伝えたい」という気持ちが一番のきっかけとなって描かれたそうです。
内容については「ただ深刻な報告をするのではなく、自分らしく少しでも明るく伝えたかったので漫画の中ではシャンクスの小ネタを入れるなど、いつもの雰囲気を意識して描きました」とも語ってくれました。

4 時間前
1





English (US) ·
Japanese (JP) ·