(CNN) トランプ米大統領は、今年の中間選挙に向けた主な戦略はことあるごとに民主党を「社会主義者」、さらには「共産主義者」と呼ぶことだと示唆している。最近の民主党予備選では、民主社会主義が以前よりいくらか足場を固めつつあることを示す証拠もある。
しかし、現在の米国政治におけるより大きな流れは、社会主義の台頭というよりも、資本主義や経済的公正さに対する信頼の低下かもしれない。
そして新たな世論調査は、右派の間でも幻滅が高まりつつあることを改めて示している。
最近のFOXニュースの世論調査は、昨年のギャラップのデータと重要な点で一致している。社会主義に対する見方はわずかながら改善している一方、資本主義に対する見方はより大幅に悪化しているのだ。
資本主義に対する評価は、2019年にはプラス30ポイント(登録有権者の57%が好意的、27%が否定的)だったが、現在はプラス4ポイントにすぎない(好意的が50%、否定的が46%)。
この調査では、「制度は富裕層を優遇するよう仕組まれている」との見方にも有権者の65%が同意している。トランプ政権1期目の56%から上昇した。
この二つのデータで最も際立っているのは、特に大きな変化の一部が共和党支持者の間で起きている点だ。
19年には共和党支持者の72%が資本主義を好意的に見ていたが、現在は61%に低下。資本主義に「非常に」好意的な見方を持つ共和党支持者の割合も、54%から41%に減少した。
同様に、制度は富裕層を優遇するよう仕組まれていると答えた共和党支持者の割合は、18年の30%から現在は42%に上昇した。
強調しておくと、自由市場を支持していると主張する共和党の支持者でさえ、資本主義に非常に好意的な見方を持つ人は今や半数に満たない。さらに42%が米国の「仕組まれた」経済という、左派のバーニー・サンダース上院議員を彷彿(ほうふつ)とさせる考えに賛同している。
この調査結果は米国民が自国の経済システムに幻滅していく様子を端的に物語っている。これ以上わかりやすいデータを見つけるのは難しいだろう。
しかも、こうした傾向を示す調査はこれだけにとどまらない。

1 時間前
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