熊本地震の影響を受け、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクがデータ通信支援を開始。楽天モバイルもSIMカード再発行手数料の無料化などを実施している。無制限モードや100GB無償提供など、被災者向けの支援策をまとめた。
なお、地震発生直後に各社で発生していた通信障害は、7月30日夜までに4社とも復旧している。回線は復旧した一方、各社はデータ通信支援や各種手数料の無料化などの支援策を実施している。対象となる条件は各社や支援内容によって異なるが、主に災害救助法の適用地域に契約者住所などがあるユーザーとなる。
7月28日時点での適用地域は、熊本県の熊本市、八代市、水俣市、山鹿市、菊池市、宇土市、上天草市、宇城市、天草市、合志市、下益城郡美里町、菊池郡大津町、菊池郡菊陽町、阿蘇郡西原村、上益城郡御船町、上益城郡嘉島町、上益城郡益城町、上益城郡甲佐町、八代郡氷川町、葦北郡芦北町、葦北郡津奈木町の21市町村。今後、適用地域が拡大した場合は支援対象も広がる。
NTTドコモ
「災害時データ無制限モード」を7月28日から8月31日まで実施。対象者には自動適用され、容量上限に達しても速度制限がかからない。すでに制限中のユーザーも7月30日以降順次解除。実施期間中、適用前に購入した追加データ量も無償化される。ahamoの契約者も対象。
KDDI(au/UQ mobile/povo)
7月30日から8月31日まで、データ通信支援を実施。auは容量超過後の速度制限を順次解除。UQ mobileは100GBを提供(受け取り操作が必要)。povo2.0は7日間使い放題のプロモコードを5回配布、povo1.0は100GBを提供。
ソフトバンク(ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO)
データの追加購入料金を無償化。あわせて料金支払期限の延長、故障・修理費用の減免、データ復旧サービスの無償化なども実施。
楽天モバイル
7月29日から8月31日まで、SIMカード再発行手数料を無料化(物理SIMが対象、申し出が必要)。楽天モバイルショップでの一部手続きでは身分証明書の提示を不要とするほか、申し出により8月請求分の支払期限を9月30日まで延長する。
被災地では避難生活が続いており、猛暑の中での対応が求められている。ドコモとKDDIのデータ通信支援は8月31日まで実施される。ドコモは対象者に自動適用され、auとpovo1.0も順次支援が提供される。
UQ mobileはデータ容量の受け取り操作、povo2.0はメールで届くプロモコードの利用が必要となる。ソフトバンクはデータ追加購入料金を無償化し、楽天モバイルのSIMカード再発行手数料の無料化や支払期限延長には申し出が必要となる。
※本記事は2026年8月2日時点の各社公式発表・報道をもとに作成しています。支援内容・期間・対象地域は今後変更される可能性があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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