普通自転車に対する「交通反則通告制度(青切符)」が始まってから、まもなく2カ月を迎える。
警察庁が5月14日に発表した「導入後1カ月間の運用状況」によると、最も青切符が交付されたのは、「指定場所一時不停止」だった。
指定場所とは何なのか。どこでどう停止すればいいのか。基本的なルールを改めて確認する。
青切符の上位は?
発表によると、導入後1カ月間の青切符の告知件数は2147件だった。
2025年中の月平均検挙数(4268件)比で約半数にとどまったが、新制度のもとで着実に青切符が交付されていることがわかった。
違反の内訳を見ると、「一時不停止」が全体の40%を占めた。続いて、「携帯電話使用」(33%)、「信号無視」(14%)、「しゃ断踏切立入」(7%)などだった。
青切符には至らないものの、現場で警察官から交付される「指導警告票」を交付された数も13万5855件に上った。
基本的には、違反をしたからといって警察官からすぐ青切符を交付されるわけではない。警察官は基本的に、まず指導・警告を行うが、その際に指導警告票を渡す。
しかし、複数の違反を同時に行っている場合(傘をさしながら一時不停止など)や、指導警告を受けているにもかかわらず違反を行った場合など、重大な事故につながる恐れがある時は青切符が交付される。

Patrick Donovan via Getty Images
青切符を交付されないために
では、「一時不停止」で青切符を交付されないために、私たちはどのように自転車を運転すればいいのか。
警察庁の「自転車ルールブック」によると、「止まれ」と書かれた赤い逆三角形の標識など、一時停止に関する道路標識・表示のある場所では、自転車は車と同様にそれに従う必要がある。
その際は必ず止まり、左右の安全を確認してから進まなければならない。
踏切を通過する時も同様だ。自転車にも、直前で一時停止し、目と耳で安全を確認する義務がある。
停止する位置については、一時停止標識のある交差点では「停止線の直前」、停止線がない場合は「交差点の直前」でそれぞれ止まる。
また、歩道を通行している場合、歩行者の通行を妨げるような場面も一時停止が求められる。
一時停止を無視して事故に
交差点で一時停止を怠れば、交差する道路から来る自動車や歩行者と衝突する危険が高まる。
実際、一時停止を無視した自転車の事故は各地で起きており、愛知県警は2025年7月11日、YouTubeに事故の瞬間を記録したドライブレコーダー映像を公開。
そこには、交差点に進入しようとした車の右手から、一時停止を無視した自転車が突然飛び出し、勢いよく衝突する様子が捉えられていた。

2 日前
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