(CNN) ロシアのプーチン大統領は4日、米国の建国250周年を記念して、トランプ米大統領に「心からの祝意」を示す個人的なメッセージを送った。
プーチン氏は不安定な関係にあるトランプ氏に対し、「親愛なる大統領閣下」と呼びかけたうえで、「親愛なるドナルド」と続けた。メッセージは異例なほどくだけた友好的なもので、通常の公的な伝達で使われる表現ではなく、親しい友人に対して使うロシア語の「あなた」を用いていた。
クレムリン(ロシア大統領府)の公式チャンネルで公表された書簡には「米国独立宣言への署名は、貴国の存在の始まりを示しただけでなく、世界史における大きな節目にもなった」と記されている。「当時、ロシアは英国の支配からの自由を求める北米植民地側の闘いを無条件に支持した」
プーチン氏は「モスクワとワシントンで建設的、対等かつ互恵的な関係を築くことは、両国の国民だけでなく国際社会全体の利益にもかなうと確信している」とも付け加えた。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は米国が自由を求めた闘いを、ロシアに対する自国の戦争になぞらえた。
ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に、アメリカン・ドリームは「多くの試練を乗り越えてきた。それは単に生き残っただけではなく、2世紀半にわたって他の国々の模範となり、人類全体が揺るがず、さらなる自由を手に入れる一助となってきた」と投稿。「21世紀の今も米国の影響力と重要性は間違いなく変わっていない。私たちは、ウクライナで特にそのことをはっきりと目にしている。ウクライナは、自国の独立、自由、そして国民が幸福を得る権利のために、米国人が自らの独立を勝ち取り、守り抜いたときと同じ希望、同じ目的、同じ決意をもって闘っている」と述べた。
ゼレンスキー氏は別の投稿で、トランプ氏と4日午前に電話で会談したことを確認した。対ウクライナ支援の継続に謝意を示し、戦争終結を目指す外交努力が続くなかでの戦場の現状について協議したという。ゼレンスキー氏は、トルコ・アンカラで開かれる次回の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で協議を続けることでトランプ氏と一致したと付け加えた。

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