アメリカの大手量販店「Target(ターゲット)」は8月25日、子ども用のハロウィンコスチュームに「人種差別的」だとの批判が相次いだことを受け、謝罪し販売を中止した。
問題となったのは、「Kids’ Glows Under Blacklight Circus Clown Halloween costume(暗闇で光る、子ども用サーカスピエロ・コスチューム)」。
黒とオレンジ色の柄をした長袖長ズボンの「ピエロ衣装」で、黒い手袋に小さなシルクハット、大きな口に白い歯が描かれたマスクがセットになっている。すでに取り下げられた広告写真では黒人の男の子が着用していた。
同商品に対して、SNSでは「完全にミンストレル・ショーじゃん。最悪」「人種差別的なイメージの典型」「2026年によくこんなことできるね」「絶対意図的にやってる」「会社がDEIを尊重していればこんなことは起こらなかった」などの声が寄せられた。
人種差別や奴隷制度を娯楽として正当化した、19世紀の「ミンストレル・ショー」(白人が顔を黒く塗り、黒人の偏見を誇張して演じた寸劇や歌、踊りなどのパフォーマンス)やブラックフェイスを想起させると大きな批判を浴びている。
強い反発を受け、Targetは公式Xに声明を投稿。「私たちは、人々に不快感を与えたハロウィン衣装を販売中止にしました。それはそもそも販売されるべきではありませんでした。会社として、過ちを犯したこと深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「黒人のお客様、チームメンバー、そしてパートナーの方々は特に傷ついていることを理解しています。コスチュームの撤去は重要な第一歩であり、会社はこれがどのように発生したのか、再発防止のために何を変える必要があるのかを注意深く確認し検討しています」と述べた。
An apology from us: We pulled an violative Halloween costume that should ne'er person been portion of our assortment. It is nary longer for sale. As a company, we got this wrong, and we are profoundly sorry. We cognize this is particularly hurtful for our Black guests, squad members and partners.…
— Target News (@TargetNews) August 24, 2026ターゲットは2025年、トランプ氏2期目の大統領就任と共に強まった保守派からの圧力などから、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の取り組みを廃止した企業の1つでもあり、当時大規模なボイコット運動の対象にもなった。
今回の件に関しても、「DEIを廃止したからこうなったんだ」という指摘も多く寄せられており、SNSでは再びボイコットを呼びかける声も上がっている。

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