(CNN) イラン外務省のバガイ報道官は11日、国営イラン通信(IRNA)に対し、米国との合意が最終決定したとの報道は「単なる臆測」だと述べ、イランはいかなる合意についてもまだ最終決定を下していないと語った。
バガイ氏は、カタールとパキスタンが「仲介役として積極的に動いている」と述べたが、「米国の行動が外交プロセスに影響を与えている」としている。
IRNAによると、バガイ氏は「最初から交渉の状況はわれわれには明確で、文面の大部分はすでに確定していた。しかし米国側は立場を変え続けた」と述べ、イランは「自分たちのレッドライン(越えてはならない一線)と定めたものについて妥協しないことを証明してきた」と主張した。
「現時点でイランはいかなる合意についても最終決定には至っていない」とバガイ氏は言明し、ホルムズ海峡の状況について「米国の行動によって安全性が低下した」と述べた。
この発言より前にトランプ米大統領は同日、数時間前に予告していたイランへの攻撃を中止すると述べていた。同国との合意に向けた「最終的な論点」が承認されたためだという。
「イラン・イスラム共和国との協議がイラン指導部の最高レベルにまで持ち込まれ、承認されたという事実に基づき、私は米国大統領として今夜予定されていたイランへの攻撃および爆撃を中止した」と、トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

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