なぜ人気?【魁力屋】怒涛の出店ラッシュで190店舗超え。「ラーメン無料祭」も開催中

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京都発祥のラーメンチェーンとして近年、テレビで取り上げられることも多い「京都北白川ラーメン魁力屋(かいりきや)」(以下、魁力屋)。7月に新規店舗を国内外に続々とオープンするなど、破竹の勢いで店舗数を増やしている。

魁力屋、7月に神奈川、埼玉、京都、広島、愛知などでオープン

「京都背脂醤油ラーメン」や「焼きめし」を看板商品とするラーメンチェーン魁力屋は、2005年に1号店をオープンし、2020年に100店舗、2024年に150店舗を達成。2023年に運営会社が東京証券取引所スタンダード市場へ上場すると、さらなる店舗拡大のためにフランチャイズ事業を開始した。

そして、2026年7月1日には持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社魁力屋」から「株式会社SAKIGAKEホールディングス」へ変更したばかりだ。

また、同月3日には台湾5店舗目となる「新光三越台南新天地店」をオープンしたかと思えば、7日に「大船店」(神奈川県鎌倉市)、17日に「大宮東口店」(埼玉県さいたま市)、21日に190店舗目となる「烏丸七条店」(京都府京都市)をオープン。

さらに、29日には広島2店舗目となる「広島祇園店」(広島県広島市)、30日にも「イオンモール名古屋茶屋店」(愛知県名古屋市)と連日の新規出店を控えており、ラーメンチェーンとしては驚きの出店ペースといえる。

なお、競合チェーンとしては、“ファミリー層から人気”という共通点から、物語コーポレーションが運営する「丸源ラーメン」や、丸千代山岡家が運営する「ラーメン山岡家」の名前が挙がることも多い。

「丸源ラーメン」は約240店舗、「ラーメン山岡家」は約200店舗を展開しており、「魁力屋」の店舗数はこれらを猛追、もしくは「ラーメン山岡家」とは肩を並べつつあるといえるだろう。

なぜ人気?「お子さまラーメン無料祭」開催中

魁力屋が好調な理由の一つは、ファミリー層へのアプローチが成功している点だ。郊外型店舗には広めのボックス席が設置され、子連れファミリーも利用しやすい店内レイアウトとなっている。

お子さまメニューも充実しており、やさしい味付けの醤油ラーメンに、焼きめし、ミニゼリー、おもちゃ(またはお菓子)がついた「お子さまセット」は、マクドナルドの「ハッピーセット」(510円〜)よりも安い385円。単品の「お子さまラーメン」や「フライドポテト」も共に220円と、親が安心できる価格設定だ。

さらに現在、「お子さまラーメン無料祭」(8月31日まで)を開催している。アプリ会員限定で、「お子さまラーメン」が無料になるクーポン(使用条件あり)を配布しており、SNSでは「夏休み中にラーメン無料は助かる」という声も見られる。

大人向けキャンペーン「ビール何杯頼んでも319円」

大人へのアプローチも忘れていない。現在、大人向けのキャンペーン「この夏、ずーっとハッピーアワー」(8月31日まで)を実施しており、期間中はラーメンを1杯注文すれば、「生ビール」(通常528円)や「ハイボール」「チューハイ(レモンプレーン)」(共に通常418円)が319円で何杯でも注文可能。そのため、仕事帰りの一杯や飲み会などにも利用しやすくなっている。

もちろん、要となる看板商品の味も人気の理由だ。看板メニューの「京都背脂醤油ラーメン」は、公式サイトで「小さなお子さまからお年寄りの方まで食べていただける、そんな素朴で懐かしい味のラーメンに仕上げています」と紹介されており、飽きのこない味付けがリピーターを増やし、店舗数の急拡大につながっている。

今秋に関東エリアへ本格的に進出する「寿がきや」をはじめ、熾烈な競争を繰り広げているラーメン業界。今後の勢力図が注目される。

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