その真っ白な花、絶対気をつけて。「家の庭で」「道端にたくさん」皮膚炎や誤食の恐れ【厄介な植物3選】

2 週間前 11

身近な場所に自生している雑草の中には、強い毒性を持つため注意が必要なものも数多く潜んでいます。

この記事では、この時期に白い花を咲かせる植物の中から、厄介な植物を3つ紹介します。

♢センニンソウ

夏頃から見頃を迎えるキンポウゲ科の「センニンソウ」は、日当たりのよい場所を好み、林縁や野原のほか、市街地でも公園や道ばた、植え込みなどで見かけることがあります。

この時期、SNSで「道端にセンニンソウがたくさん咲いていました。かわいくて大好きなお花」「家の庭でセンニンソウが満開に。可憐な見た目が美しい」といった投稿が相次ぎ、人気の高さがうかがえます。

しかし、キンポウゲ科の多くは有毒で、センニンソウもプロトアネモニンなどの毒成分を含んでいます(東京生薬協会公式サイトより)。

茎や葉の液汁に触れたり、雨の日に花粉が付着した場合、皮膚炎を起こすことがあるため、手入れの際は「手袋」や「保護メガネ」などを着用すると安心です。

♢タケニグサ

草地や市街地などで見られる「タケニグサ」は、高さ1〜2.5mほどの直立する大型の植物で、日当たりの良い草地や裸地を好み、市街地の道端や空き地、鉄道線路の脇など、さまざまな場所に生えています(東京生薬協会公式サイトより)。

しかし、全草にアルカロイド類の毒を含む毒草です。茎や葉を折ると橙褐色の液汁がにじみ出し、これに触れると皮膚炎を起こすことがあります。

さらに、液汁を誤って口にすると、嘔吐や意識低下、呼吸麻痺などの症状が出る恐れがあり、人だけでなくペットによる誤食にも注意する必要があります。

もちろん、駆除する際に素手で触ってはいけません。市販の除草剤を使うのも一つの手であり、KINCHO園芸の公式サイトでは、商品パッケージの適用分類の欄に「多年生広葉」と記載されている除草剤がタケニグサに有効であると紹介されています。

♢チョウセンアサガオ

インド原産の「チョウセンアサガオ」は、日本で野生化しており、全国に分布しています(厚生労働省公式サイトより)。

葉の長さは8~15cmほどで、8~9月頃になると葉の脇に大きなロート状の花をつけます。果実は3cmほどの球形で、短い多数のトゲが生えているのが特徴です。

気品溢れる美しい花を咲かせますが、全草にトロパンアルカロイドなどの毒性成分を含んでいます。厄介なことに、根が「ゴボウ」、果実が「オクラ」、葉が「モロヘイヤ」や「アシタバ」、種子が「ゴマ」に見た目が似ていることから、誤食事故が多い植物です。

中毒症状には、瞳孔散大、意識混濁、心拍促進、興奮、麻痺、頻脈などがあります。

対策として、厚労省はチョウセンアサガオを「間違いやすい野菜」などの近くで栽培しないよう呼びかけています。

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