(CNN) 2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)が、その栄光とともに間もなく開幕する。米国、カナダ、メキシコの3カ国で共同開催される今大会は出場国を拡大。途切れることなく繰り広げられる熱戦がファンを魅了する。
過去最多となる48チームが、サッカー界最高の栄誉であるトロフィーを懸けて合計104試合を戦う。このうちグループステージの試合は72試合と、大会史上最多の水準となる。
17日間に及ぶグループステージで、どの試合を見るべきか把握するのは至難の業だ。CNN Sportsに所属する我々(少なくとも筆者と同僚のベン・チャーチ)は、おそらく大会中の全試合を見ようとするだろう。たとえ時差に苦しめられることになろうとも。しかしサッカーにそこまで熱心ではない人や、この「ビューティフル・ゲーム」に興味を持ったばかりの人にとって、そうした観戦スタイルは現実的ではないかもしれない。
それでも心配は無用だ。本稿で我々は、ピッチ上で特に見応えのある試合になりそうな対戦カードをいくつか紹介する。これを参考にしてもらえれば、グループステージで最も興味深い試合の数々を見逃すことはないだろう。なお、ここで取り上げるのはあくまでもグループステージにおける極上の10試合であり、必ずしもストーリー性の観点から注目が集まる特定の試合に言及するとは限らない(具体的にはリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナルドの大会初戦など)。
ブラジル vs. モロッコ(グループC)

今大会でブラジル代表のキーマンになるとみられるカゼミーロ(中央)とビニシウス(右) /Buda Mendes/Getty Images via CNN Newsource
日時:6月14日(日)午前7時(日本時間)
会場:ニューヨーク/ニュージャージー・スタジアム(メットライフ・スタジアム)、ニュージャージー州イーストラザフォード
注目ポイント:5度の優勝を誇るブラジルは、やや浮き沈みのある状態で大会に臨む。セレソン(ブラジル代表の愛称)は南米予選で5位に終わり、内容も精彩を欠いていた。しかし最近は調子を上げており、目下3連勝中だ。ビニシウス・ジュニオール、ラフィーニャ、エンドリッキといった世界屈指の才能に加え、ネイマール・ジュニオールやカゼミーロといったベテランスターも擁している。
一方のモロッコは、現在のアフリカ王者(異論もあり)で、ブラヒム・ディアス、アクラフ・ハキミ、そしてGKヤシン・ブヌらを擁する非常にバランスの取れたチームだ。前回の22年大会では準決勝進出の実績を残した。
オランダ vs. 日本(グループF)

日本代表は非常にバランスの取れた陣容を誇り、本大会での経験も豊富だ/Alan Poizner/IMAGN IMAGES/Reuters via CNN Newsource
日時:6月15日(月)午前5時(日本時間)
会場:ダラス・スタジアム(AT&Tスタジアム)、テキサス州アーリントン
注目ポイント:オランダは、ファンから常に「ダークホース」と評されるチームの一つであり、それには十分な理由がある。攻撃・守備の両面に豊富なタレントを抱え、最近では24年の欧州選手権(準決勝進出)と22年のW杯(8強)でともに上位進出を果たしている。対する日本はアジア最強の呼び声も高く、6連勝中で大会に乗り込む。22年大会ではスペインやドイツといった強豪国を含むグループを首位通過しており、北中米の地でも恐れる相手はいないだろう。「サムライブルー(日本)」と「オランイェ(オランダ)」が激突するこの試合は、グループFの首位を決める一戦となる可能性が高い。

11 時間前
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