(CNN) 国際原子力機関(IAEA)は今月上旬、イラン南部で稼働中のブシェール原発の定期査察を実施した。しかし2025年に行われた米・イスラエルによるイランへの攻撃で損傷を受けた核施設については、約1年間立ち入りできていない。
そのため、IAEAはイランによるウラン濃縮がすべて停止されていることを確認できていないと述べた。
同機関のグロッシ事務局長は、「したがってIAEAは現時点でブシェール原発を除き、核不拡散条約(NPT)保障措置協定に基づく権利を行使して義務を効果的に果たすことができない」と述べた。
イラン議会は昨夏、IAEAとの協力を制限し、査察を停止する法律を可決した。ただし、国営イラン通信(IRNA)によれば、IAEAとの協力が完全に断たれたことはなく、同法はIAEAの査察官がブシェール原発のような「稼働中の核施設」を「個別判断」で訪れることを認めている。
IRNAによると、イラン外務省報道官は22日、IAEAとの協力は既存の手続きに基づき、イラン議会で可決された決議に沿って継続すると述べた。
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