4日で4件の航空死亡事故 米国各地で何が起きているのか

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ワシントン(CNN) 米国各地でわずか4日間のうちに、軍用ジェット機2機、スカイダイビング用航空機1機、チャーター機1機が墜落した。

ワシントン州ヤキマ郡の山中では13日、海兵隊の戦闘機が墜落。周辺に居合わせた人々は巨大な火の玉が噴き上がる様子を撮影した。パイロットはパラシュートで脱出し無事だった。

その翌日、ミズーリ州バトラーではスカイダイビング用の飛行機が離陸直後に墜落し、乗客11人とパイロットが死亡した。搭乗者の家族らは空港で飛行機が墜落する様子を目撃した。

15日にはカリフォルニア州ロサンゼルス北東のエドワーズ空軍基地でB52戦略爆撃機が墜落。乗員8人が死亡した。8基のエンジンを搭載する巨大軍用機である同機は通常の試験任務中だったという。墜落時には黒煙が立ち上った。

さらに16日夜、6人を乗せたプライベートジェットがテキサス州ラレドの幹線道路に墜落した。1人が死亡したが、現場に居合わせた人々や警察は乗客が炎上する機体から脱出するのを手助けした。

4件の墜落事故が発生した時期があまりにも近かったため懸念を呼んでいるが、専門家らは、これらの事故につながりを示す兆候は全くみられないとし、実際に何が起きたのかを正確に知るにはそれぞれの調査結果を待つ必要があるとの見方を示している。

事故はいずれも大型商用旅客機のような規制を受けていない航空機に関わるものだった。2機は軍が管理しており、チャーター機とスカイダイビング機は連邦航空局(FAA)の規制下にあるものの、大手航空会社が運航する飛行機よりも規則は緩い。

これまでにそれぞれの事故についてわかっていることは以下のとおり。

海兵隊の戦闘機が墜落、パイロットは脱出

F/A18戦闘機「ホーネット」がワシントン州ヤキマ郡の山中に墜落した=13日/Courtesy Lizbeth Godina
F/A18戦闘機「ホーネット」がワシントン州ヤキマ郡の山中に墜落した=13日/Courtesy Lizbeth Godina

F/A18戦闘機「ホーネット」は現地時間13日正午ごろ、ワシントン州中南部で通常の訓練飛行中に墜落した。パイロットは機体から脱出し、地元当局に保護された。

パイロットは軽傷を負い、病院に搬送されたという。

海兵隊は「調査の完全性を保つため」追加の詳細は公表できないとした。

スカイダイビング機が離陸直後に墜落

ミズーリ州バトラー記念空港で墜落したスカイダイビング機の調査が行われている様子=14日/Reed Hoffmann/AP
ミズーリ州バトラー記念空港で墜落したスカイダイビング機の調査が行われている様子=14日/Reed Hoffmann/AP

スカイダイビング用のパシフィック・エアロスペースP750機がミズーリ州バトラーの幹線道路脇の地面に墜落した事故をめぐり、当局は16日、死亡した12人の名前を公表した。

バトラー記念空港によると、同機の高度は30〜60メートルにすら達しておらず、かろうじて木々の上を越えた程度だった。

飛行機は高度を上げようとしたが左に旋回して失速し、地面に落下する様子が目撃されている。

全米パラシュート協会は今回の件について、2019年にハワイ州モクレイアでビーチクラフトBE65双発機が墜落して以降でスカイダイビング機として最も多くの死者をだした墜落事故となったと述べている。

国家運輸安全委員会(NTSB)が墜落原因を調査している。

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